私のブログにお越しいただいてありがとうございます。新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
さて、以前、東京オリンピックが中止になった場合、「観戦チケットの払い戻しはできない」との一部で報道されましたが、これについて大会組織委員会は「事実とは異なる」と反論しました。
東京2020チケット購入・利用規約 / Via ticket.tokyo2020.org
第45条(免責)
4.当法人、公式チケット販売元、会場の保有者および管理者その他本大会の運営に関与する当法人の委託先または本大会関係団体は、その責めに帰すべき事由がある場合を除き、チケット保有者がセッションを観覧する際に生じた損害について一切責任を負いません。例えば、免責される責任には以下に定めるものを含みます。
(1)セッション中におけるボール、競技器具の観客席への飛び込みなど、セッションの正当な実施に起因して生じた損害
(2)チケット利用者による東京2020チケット規約への違反行為に起因する損害
(3)不可抗力に起因する損害
第46条(不可抗力)
当法人が東京2020チケット規約に定められた義務を履行できなかった場合に、その原因が不可抗力による場合には、当法人はその不履行について責任を負いません。
第1条(定義)
(22) 「不可抗力」とは、天災、戦争、暴動、反乱、内乱、テロ、火災、爆発、洪水、盗難、害意による損害、ストライキ、立入制限、天候、第三者による差止行為、国防、公衆衛生に関わる緊急事態、国または地方公共団体の行為または規制など、当法人のコントロールの及ばないあらゆる原因をいいます。
素直に解釈しますと、新型コロナウイルス感染拡大は、「不可抗力」の「公衆衛生に関わる緊急事態」に当てはまり、「(中止や延期が)不可抗力による場合には、当法人はその不履行について責任を負いません」となるからです。取材した新聞記者が珍しく(?)ピュアだったのでしょうか。
今回のような世界的な感染症の広がりではありませんが、天候などによる不可抗力で一部競技が中止・開催不可能になったことはあり、その場合には無条件で払い戻し不可だったわけでなく、状況に応じてケース・バイ・ケースで判断されてきたそうです。
確かに規約には「原因が不可抗力による場合には、当法人はその不履行について責任を負いません」とありますが、ここには「払い戻しを一切しない」とは書かれていません。実際に中止・延期となった場合にチケットが払い戻されるのかについて組織委員会は、「中止はまったく検討しておらず、中止を前提として議論することは適切ではない」とコメントしています。
ただ、オリンピックのチケットはただでさえも競技によってはかなり高額なものです。最も高い開会式で約30万円、閉会式は22万円、男子陸上決勝は13万円など、10万円以上のものもあります。中止になって、すべて返金不可となると大混乱が起こることは目に見えているだけに、誰が「万が一」の最終決断するのかの様子見なのでしょうか。
さてさて、一応、2020年7月25日の女子ソフトボール(横浜スタジアム)のチケットは、いったいどうなることやら・・・
ちなみに、東京オリンピックのマラソン競技が東京から札幌へ会場変更されたことを受け、大会組織委員会は販売済みのチケットおよそ3万7000枚を払い戻すと発表しています。
まあ、私にとっては現時点ではオリンピックのチケット云々は、優先順位的には低い話ではあります。
♬最後には 笑えるように
日は沈んでも、また、今日も日が昇っています。たとえ、雲で隠れていたとしても。
最後には 笑えるよう、自分の歩むべき道を見つけることができるように、新しい朝を迎えたいと思います。
また、明日、ここで、お会いしましょう。