長野県は7月29日、感染が再び拡大していることを受け、県独自の警戒レベルを「2」に引き上げました。また、「新型コロナウイルス注意報」を発令し、「県をまたぐ移動は十分に注意し、体調の異変がある場合は帰省を控えること」「発熱など症状があるときは速やかに保健所に相談すること」などを改めて呼びかけました。
ほぼ、毎日のように状況が変化しているので、情報に追いつくのが大変なのですが、早い話が、「他県へは(できるだけ)出向かないように」ということで、次のようになっています。
■基本的な感染防止策の徹底など慎重に行動
直近1週間の新規感染者が、10万人あたり1.0人以上
北海道、宮城県、栃木県、山梨県、静岡県、岐阜県、岡山県、広島県、香川県、佐賀県、長崎県
■必要性を改めて慎重に判断し、高齢者など重症リスクの高い人は控えることも検討
直近1週間の新規感染者が、10万人当たり2.5人以上
東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、福岡県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
県内の感染者は、6月は1人しか感染が確認されていませんでしたが、7月だけで24人となり、累計で101人となりました(7月29日時点)。感染経路不明または県外との往来からの感染などと思われることもあり、このような呼びかけがされているのです。
さて、このような状況の中。長野県内の地方銀行職員が新型コロナウイルスに感染していたと7月20日に発表がありましたが、この職員が勤務している支店で、7月23日午前1時過ぎに正面の窓ガラスが割られる被害がありました。支店の中が荒らされるなどの被害はなかったということです。
職員の感染が発表された後、銀行には励ます声に交じって中傷する電話もあったということで、「公表したことと事件の関連はまだ不明ですが、こうした卑劣な行為は絶対にやめていただきたいです」とコメントしています。
新型コロナウイルス感染が長野県内で確認された当初、長野県は企業名を公表することはしていませんでしたが、その後、企業側が自主的に発表するようになりました。しかし、これについて、長野県は「あまり好ましくない」として、自制するように求めていましたが、接客を伴う業種などでは自主的に公表していました。
企業責任として前向きなことであり、非難中傷すべきことではないと考えます。誰だって、ほかの人から感染させられたくないでしょうし、ほかの人に感染させたくないと思う気持ちは同じだと思います。
何のためにこんなことをやったのかわかりません。正直、怖いです。本当に怖いのは、新型コロナウイルスよりも人間かも知れません。
「慎重な行動を」・「慎重に判断を」しなければならないのは、新型コロナウイルス感染症への予防に対することだけではないのです。
新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
また、このたびの豪雨による未曾有の被害が報じられ、お亡くなりになられた方々には心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された多くの皆様に心からお見舞い申し上げます。
どうか一日も早い復興と皆様の日常が1日にでも早く取り戻せますように、心からお祈り申し上げます。
私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。