ピョンチャン・オリンピックもいよいよ明日の最終日を残すのみとなりました。次回は4年後2022年のペキン・オリンピックになります。これから多くのアスリートが夢舞台で金メダルを目指すために、厳しい練習をこなしていくことになると思います。
さて、前回、4年前の2015年ソチ・オリンピックに出場後、大きな転身を遂げようとしている選手がいます。
あの、号泣でお馴染みの織田信成さんら、競技を引退してコメンテーターなどへ転身した方もいますが、まったく違う分野へ転身し、すでに次の成功をつかもうとしている選手がいます。
ソチ・オリンピックのショートトラック5000mリレーの米国代表選手で銀メダリストのエディ・アルバレス選手が野球転向でメジャー昇格とのことです。2014年ソチ・オリンピックはショートトラックのリレーで銀メダル、この時24歳でした。両親はキューバ移民で、キューバ系アメリカ人でスピードスケートの米国代表になった初めての選手だそうです。
高校時代は野球だけをプレーし活躍していましたが、オリンピックに出場するという夢のために野球をやめてスケートに集中することに。そして、オリンピックが終わると今度は野球に復帰し、2014年6月にホワイトソックスとマイナー契約を結びました。
ショートトラック出身でショートが本職です。
アルバレス選手が持つスピードスケーティングでの経験は走塁に生かされているそうです。
2015年の評価
20. エディ・アルバレス:SS
異色の経歴の持ち主。ソチ・オリンピック5000mスピードスケート銀メダリスト。その後、「子供の頃からの夢だった」と語る野球選手に転身。ベストツールであるスピードはプラス評価を受け、走塁技術も向上を辿る。1A&A+で123試合出場して打率.296、OPS.834、盗塁53。
2015年は1Aと1A+の2つのマイナーリーグレベルで53盗塁を記録しました。
2016年は2A、3Aと昇格し、計11盗塁に終わっていますが、116試合で65打点を記録しました。
2017年も2Aと3Aでプレーし、マイナーではキャリア通算410試合出場、打率.276、ホームラン20本、183打点、81盗塁を記録しています。
潜在能力は確かなようで、「昨年のスプリングトレーニングでアルバレスが放ったランニングホームランでは、ダイヤモンドをショートトラックへと変貌させた」ともニュースサイトでは紹介しています。
今回のピョンチャン・オリンピックで代表チームに加入する代わりに、ホワイトソックスでスプリングトレーニングに参加し、スポーツ界における第2の夢の実現を目指しています。
オリンピック出場メダル獲得、そしてメジャーデビューとなれば、まさしく偉業でしょう。
元スケーターの挑戦に大きな注目です。
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まっくろくろすけ
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