別に高校に合格したからと言って、スマホは必ず持っていなければならない訳ではないですよね。
昔はそんなのはありませんでしたし、太郎は(進学する予定の)高校から歩いて60秒くらいのところに☆くん家があるので、困ったときは活用させてもらえばいいでしょう。
先日、山根さんも「高校へ入って、ちょっと経ってから買った」という話を聞いていたと思いますが。
しかも、スマホはバッテリーが切れてしまったら、ただの箱でもありますからね。バッテリーに気を遣うくらいなら、勉強に気を使った方が良いです。
スマホで電力を最も消費する機能は液晶ディスプレーのバックライトの輝度です。必要以上に明るい輝度設定にしないことが、バッテリー長持ちの第一歩です。
また、消費電力は動きのある画面ほど大きくなります。つまり、動画やゲームの回数が多いと消費電力はさらに大きくなります。ちなみに、カメラでの動画撮影でも同じことが言えます。
これは液晶画面の性質で素子の点滅を早く繰り返すことにより、動きがある方が電力を消費する特性によるものです。
次に通信です。
基地局の近くで携帯電話のネットワークに接続するならLTEの方がバッテリー消費は少ないとのことです。そうでなければWi-Fiの方が消費は少ないそうです。また、圏外にいるとバッテリーを多く消費します。常時接続可能な基地局を探し、その処理でバッテリーを消費するからなのです(どうりで、山奥から都会に出る際の出張の時にバッテリーの減りが早い訳だ)。
また、スマホのアプリケーションがバックグラウンドで自動的に通信することがあります。これもバッテリーを消費します。使わないアプリは削除するか無効にした方が良いのです。
一方、バッテリー消費を節約できるアプリもありますので、上手いこと活用すれば良いでしょうね。
通信に関して一番効果があるのはすべての通信をOFFにして(機内モード)、液晶の明るさを調整するのが手っ取り早いです。
さて、ほとんどのスマホはバッテリー交換が簡単に出来ないようになっています。
ですから、バッテリーの性能劣化にならない工夫も大切です。100%充電してもすぐにバッテリーがなくなってしまう時は、バッテリーが弱くなっている可能性があります。
バッテリーの充電にとって一番の大敵は100%になってもACアダプターを取り付けた状態を保ち続けることです。満充電の状態を続けるとバッテリーの保存劣化に繋がります。
また、バッテリーの充電は暑すぎる所や寒すぎる所での充電は避けた方が良いそうです。高温だとバッテリーが劣化する要因になり、低温だと本来の容量を使えなかったり電圧が落ちたりすることがあるからです。
ま、どちらにしても使いすぎは良くありませんからね。
太郎くん、☆くん家が不在だったら、帰宅途中にガラス屋さんもありますので、心配しないでください。