2018年のプロ野球第2次戦力外通告期間が終了しました。
日本シリーズに出場していた福岡ソフトバンクホークス、広島東洋カープを除く10球団の期限は日本シリーズ終了翌日の11月4日まで、日本シリーズ出場チームは11月8日までとなっていました。
今年は合計109名が戦力外になりました。中には現役を退くことを決めた選手や、育成選手として再契約を結ぶことが決まっている選手もいますが、現役続行を希望する選手の多くは各球団からの連絡を待つか、12球団合同トライアウトを受けることになります。
今年は実績を残した選手が多くいるのが目立ちます。2年連続日本一に輝いたホークスは、沢村賞投手の摂津正選手や五十嵐亮太選手など、東北楽天ゴールデンイーグルスは元盗塁王の聖澤諒選手や枡田慎太郎選手など2013年の球団初の日本一に貢献した功労者も含まれています。そのほかにも、オリックスバファローズの中島宏之選手、佐藤達也選手、阪神タイガースのマルコス・マテオ選手といったかつてのタイトルホルダーもいます。
ちょっと、「ん?」といのは、今季史上初となる日米通算100勝100H100Sを達成した読売ジャイアンツの上原浩治選手ですが、きっと・・・。
これら、選手の中で現役続行を目指し、12球団合同トライアウト(11月13日、タマスタ筑後)の受験予定選手が発表されました。
現時点で申し込みがあったのが、阪神タイガースを退団した西岡剛選手、通算96勝の東京ヤクルトスワローズの成瀬善久選手、昨シーズンホームラン5本をマークした中井大介選手ら、47選手となっています。
受験予定選手は以下のとおりです(元選手も含みます)。
広島東洋カープ
辻空、仲尾次オスカル
読売ジャイアンツ
青山誠、高橋洸、渡辺貴洋、篠原慎平、河野元貴、松澤裕介、中井大介、辻東倫、乾真大、廖任磊
東京ヤクルトスワローズ
成瀬善久、久古健太郎、古野正人、比屋根渉、鵜久森淳志
横浜DeNAベイスターズ
須田幸太、福地元春
中日ドラゴンズ
若松駿太、山本雅士、吉田嵩、関啓扶
阪神タイガース
今成亮太、西田直斗、山本翔也、西岡剛
北海道日本ハムファイターズ
新垣勇人、高良一輝
東北楽天ゴールデンイーグルス
宮川将、横山貴明、コラレス、枡田慎太郎、伊志嶺忠
千葉ロッテマリーンズ
宮崎敦次、菅原祥太
埼玉西武ライオンズ
藤澤亨明、玉村祐典
オリックスバファローズ
佐藤世那、大山暁史、塚田貴之、園部聡
福岡ソフトバンクホークス
児玉龍也、伊藤祐介、齋藤誠哉、森山孔介、松本龍憲
昨年は51人が受験し、合格したのは3人だけでした。今年は同のような結果になるでしょうか。