隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.625『2024年秋の連ドラ総括』

2024年12月21日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第625回は、『2024年秋の連ドラ総括』をお送りします。


12月も第3週の最終日。民放各局の10月から始まった連続TVドラマ(連ドラ)は、殆どが終了しました。隊長が観始めた五作品も、明日最終回を迎える『海に眠るダイヤモンド』  以外、全て終了しています。


そこで、改めて各作品のミツボシ ☆☆☆ 評価と総括を、述べたいと思います。 


☆☆☆ 作品が、その『海に眠るダイヤモンド』 。

 

 


とにかくスケールが大きく、映画を観ている様な感覚に包まれるドラマで、五作品の中では一番の評価です。


脚本の野木亜紀子さんの構想力の豊かさには、脱帽です。他のスタッフ・キャストからも、良い作品にするのだと言う熱意を感じます。視聴率は、低調でしたが、語り継がれるドラマとなるでしょう。


前に、「タイトルの『海に眠るダイヤモンド』とは、はたして、端島の海の地底深くに眠る石炭鉱脈のことを指すのか、それとも何かを暗示しているのでしょうか。最終回までには、分かることでしょう」と書きました。

 

最終回がどの様になるかは分かりませんが、「ダイヤモンド」とは、“黒いダイヤ” と呼ばれた石炭のことでもあるし、炭鉱爆発で殉職した斉藤工さん演じる進平のことだと思っています。

 

 

同じく ☆☆☆ 評価ながら、ベストツーだったのが、『ザ・トラベルナース』。

 

 


ヒットしたドラマの続編は、第一作より面白くないだろうと言う先入観で観始めましたが、その予想が回を追うごとに、覆されました。最終話に向け、面白さが加速した第2シリーズになりました。


エンターテインメント性と社会派ドラマと言う相反するテーマを、見事に仕立て上げた、中園ミホさんのオリジナル脚本に、脱帽です。


好評ですので、第3シリーズもあるかな。ただ、唯一エンターテインメント性と言う点で残念だったのは、ラストシーンに登場した主題歌「泣くなグローリームーン」を謡った斉藤和義さんの扱いです 。まるで、エキストラの様な扱いで、歌う姿のアップがありませんでした。

 

 

☆☆半 は、『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』。

 

 


最初は、ルイーザ・メイ・オルコットが書いた『若草物語』とは、あまりにもかけ離れた内容から☆☆の評価でしたが、回を重ねるごとに秀逸なドラマだと思えるようになりました。

 

 

同じく☆☆半 が、『あのクズを殴ってやりたいんだ』。

 


当初は、☆☆☆ 評価でしたが、主人公・海里の振る舞いが、余りにも身勝手に思えて、この評価になりました。

 

 

☆☆ は、『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』 。

 


ストーリー展開から、途中でラストの結末が見えてしまったことが、☆☆評価の理由です。

 

 

総括:五作品を放送局別に分けると、TBS系列は、『海に眠るダイヤモンド』と、『あのクズを殴ってやりたいんだ 』の二本でした。日本テレビ系列が、『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』と、『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』の二作品。テレビ朝日は、『ザ・トラベルナース』の一本でした。


フジテレビ系列のドラマは、一作品も観なかったことになります。


三大連続ドラマ定番ジャンルと言われている「医療系」は、『ザ・トラベルナース』。「警察・探偵系」が、『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』。最後の「法廷・弁護士系(リーガル・エンターテインメント)」は、隊長が観た五作品の中にはありませんでした。


連ドラの世界も、定番ジャンルにこだわらず、テーマも多様化していく傾向にあるのでしょうね。


新年1月から始まる “冬の連ドラ” 、どんな作品が登場するか、今から待ち遠しいです。

 

尚、 『2024年夏の連ドラ総括』は、こちらをご覧ください

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1 ~ 610 省略

Vol.611   2024/9/26   『鶴瓶の家族に乾杯 「2024年2月~7月放送ピックアップ」』 

Vol.612   2024/9/30   『2024年夏の連ドラ総括』 

Vol.613   2024/10/5   『ドラマ「終りに見た街」』 

Vol.614   2024/10/7   『A-Studio+「2023年9月~24年6月放送ピックアップ」

Vol.615   2024/10/11  『ドラマ「団地のふたり」』 

Vol.616   2024/10/13  『こころ旅「2024年秋の旅」ピンチランナー登場

番外編    2024/10/18  『訃報:西田敏行さん』 

Vol.617   2024/10/21  『ドラマ「母の待つ里」』 

Vol.618   2024/10/25  『世界ふれあい街歩き 「チューリヒ」、「ブルージュ」』 

Vol.619   2024/11/4   『ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」

Vol.620  2024/11/10  『ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」』 

番外編   2024/11/20  『訃報:火野正平さん

Vol.621  2024/11/23   『ドラマ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」

Vol.622  2024/12/1    『ドラマ 「ザ・トラベルナース」』 

Vol.623  2024/12/6    『ドラマ「海に眠るダイヤモンド」』 

Vol.624  2024/12/14   『中国ドラマ「ありのままの君に恋して」』 

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「山形の酒」 銘柄一覧

2024年12月19日 | グルメ

東北地方の日本海側に位置する 山形県 は、東京から概ね北に300km、山形新幹線で約3時間の距離にあり、一般には、全国生産量の7割を占める「さくらんぼ」と、鮮やかな四季で知られています。

 

 

 


また、母なる川「最上川」の恵みから稲作が盛んで、精力的に米の開発に取組んできたことから、酒造好適米「出羽燦々(でわさんさん)」「出羽の里」「雪女神」が、生まれました。


山形は知る人ぞ知る名水の宝庫でもあり、鳥海、朝日、月山など山系ごとに異なる水質は、個性的でバラエティ豊かな酒を生み出します。また、高級酒、とりわけ吟醸酒の出荷割合が高い(シェアは東北で4割)のも山形の酒の特徴の一つです。


県内には個性豊かな酒蔵が点在し、その土地ならではの気候風土、文化を生かした銘酒を育んでいます。これだけの酒蔵が県内全域にあるのは全国的にも珍しく、お互いに切磋琢磨し品質を競い合っています。


山形県酒造組合に加盟している酒造業者は、令和5年7月1日現在、51蔵です。


「隊長のブログ」では、そんな山形県産の日本酒を、これまでに四銘柄を紹介しています。


詳細は、下記の銘柄一覧をご参照下さい。

 

==「山形の酒」 銘柄一覧==

1.  酒田市 「楯の川酒造株式会社」『楯野川 純米大吟醸 合流』

2.  天童市 「出羽桜酒造株式会社」『桜花吟醸酒 誕生 四十周年記念酒』

3.  天童市 「出羽桜酒造株式会社」『出羽桜 特別純米酒 よいと』

4.  山形市 「男山酒造株式会社」 『純米吟醸 羽陽男山』

 

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街歩き 第135回 『六義園で紅葉狩り』

2024年12月18日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第135回は、『六義園で紅葉狩り(もみじがり)』を、お送りします。


前記事・『兼六園』 に引き続き、今日も日本庭園に関しての記事です。


先々週の某日、文京区本駒込にある『六義園』に紅葉狩りに行って来ました。同園を訪れるのは、2014年12月 以来、実に十年振りです。


前回も紅葉狩りで訪れたのですが、その時は、JR山手線及び東京メトロ南北線「駒込駅」から徒歩2分の “染井門” が閉鎖されていて、同7分の “正門” から入園しました。


“染井門” が開門されるのは、春の桜の季節と秋の紅葉の季節のみ。前回の経験から、事前に開門日を調べて行きました。

 

(染井門)


平日のお昼時にも関わらず、入園券売り場には行列が出来ています。中には、外国人観光客の姿も。入園料は、300円。現金だけでなく、各種キャッシュレス決済にも対応しています。

 

 


六義園は、五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳澤吉保が元禄15年(1702)に築園した和歌の趣味を基調とする「回遊式築山泉水」の大名庭園です。


明治時代になって三菱の創業者の岩崎彌太郎の別邸となり、その後、東京市に寄付され、現在では「東京都立文化財9庭園」の一つになっています。

 
他は、「旧岩崎邸庭園」 、「浜離宮恩賜庭園」、「上野恩賜公園」 、「向島百花園」、「旧古河庭園」、「清澄庭園」、「殿ヶ谷戸庭園」、「旧芝離宮恩賜庭園」、「日比谷公園」、「小石川後楽園」 、です。


染井門から暫く鬱蒼とした樹々の間の小径を歩くと、目の前に「剡渓流 (ぜんけいのながれ)」に覆いかぶさるような樹々が現れます。この場所の紅葉の度合いは、まだまだです。

 

 


その先にある「山陰橋」附近は、見事な紅葉です。

 

 

 


小高い「吹上峯」の麓にある「つつじ茶屋」は、明治年間・岩崎氏の代に、つつじの古木材を用いて建てられてものです。幸いにも戦災をまぬがれ、現代に希少な姿を伝えています。

 

 

(山陰橋)


「白鴨橋 (かもめのはし)」の先に広がる、六義園の景観の中心を為す池「大泉水」。

 

 

 


「渡月橋」を渡ります。

 

 


「和歌のうら 芦辺の田鶴の鳴き声に 夜わたる日の 陰そさいしき」という歌を参考に名付けられたこの橋は、池に浮かぶ一番大きな島と陸をつなぐ、二枚の大岩で造られた橋です。


橋を渡った先の紅葉が、一番見応えがありました。

 

 


池畔に立つ「石灯篭」。

 

 


カモが羽を休めている姿に、癒されました。

 

 


渡月橋を望む

 

 


帰りは、再び染井門から園外へ出ました。こうして、六義園での紅葉狩りは、終了しました。

 

 

==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~120回  省略

第121回 2021/9/24 『御朱印巡り「真性寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/090b705825d656825f0aa4bcebab9f86

第122回 2021/12/5 『三鷹跨線人道橋』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/007f69a70d672e37ae79663764f83c78

第123回 2022/2/25 『御朱印巡り 「湯島聖堂」』 (その1)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff465edc19ab987021daf78bff10bd80

第123回 2022/2/27 『御朱印巡り 「湯島聖堂」』 (その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3aceb1b8f697ea0531d6e09d7398dc22

第124回 2022/3/5  『湯島天神 梅まつり 間もなく終了』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5356062a0012ac6909ea56266b259a92

第125回 2022/3/28 『御朱印巡り「桜神宮・桜とメジロ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3d4accc3ab5f73f2273851d265b768fa

第126回 2022/3/31 『長谷川町子美術館と魚友鮨』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8a227290aed7ffe6c484632cb4a1e164

第127回 2022/4/9  『御朱印巡り「延命寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/17f0093f82700c7f14420edcba65384c

第128回 2023/2/18 『Bーぐる「本郷・湯島ルート」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f2c2dbb344004ecbd724c7556595fb2b

第129回 2023/2/27 『湯島天神 第66回梅まつり』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f1a80809fb5d471e695f69aad01ac89

第130回 2023/3/27 『葛飾区山本亭』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fbcb7cc6ca44e31b927cdf30ff30e645

第131回 2023/3/31 『葛飾柴又 寅さん記念館』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f565dddec294b2916dedc7ec2125c0ff

第132回 2023/7/31 『第38回文京朝顔・ほおずき市』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7f675de5a260d792be477004e1ef90f9

第132回  2023/8/8 『第38回文京朝顔・ほおずき市』(その2:最終回)

第133回  2024/1/15 『赤穂浪士討入りの吉良邸跡』 

第134回  2024/8/28 『麻布台ヒルズ 展望台』 

 

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旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その5・兼六園)

2024年12月16日 | 旅行記

旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』  (その5・金沢城)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5822b42bf9687468eeaea5a4cc658ca1

 

旅の二日目、金沢城内を散策し、再び石川橋を渡り、次の目的地「特別名勝 兼六園 桂坂口」に着いたのが、午前10時35分頃です。

 

 


兼六園は、岡山の「後楽園」、水戸の「偕楽園」と共に “日本三名園” の一つと称される、江戸時代の代表的な林泉廻遊式庭園です。


延宝四年(1676)、加賀藩五代藩主前田綱紀(つなのり)が金沢城に面する傾斜地に別荘を建て、その周辺を庭園にしました。これが現在の兼六園の礎であり、当時は「蓮池亭(れんちてい)」と呼ばれていました。


金沢城の入場料は無料ですが、兼六園は320円の入園料が必要です。


城内を歩き廻って疲れていたので、入園して直ぐの場所にある、お食事・お土産処「寄観亭」に立ち寄り、ソフトクリーム 400円(税込)で、英気を養いました。

 

 


「霞ヶ池(かすみがいけ)」は、兼六園の中心部にある、約5800平方メートルの池です。眺める位置によって異なった様相を見ることができ、園内では一番大きい池になります。

 

 

赤戸室石の一枚岩の橋「虹橋(にじばし)」を渡ります。

 

 

橋を渡った先から見えるのは、右手に兼六園のシンボル「徽軫灯籠(ことじとうろう)」。片足だけを池の中に入れた二本足の灯籠で、高さは2.67メートル。前方にある虹橋を琴に見立てると、後方の灯籠が琴の絃(いと)を支える駒に見えるので、徽軫(ことじ=琴柱)と名付けられました。

 


中央奥が、「内橋亭(うちはしてい)」(赤矢印)。写真では分かりずらいかも知れませんが、石脚で支えられたこの亭は、まるで水面に浮かんでいるような印象を与えます。


左手に「蓬莱島(ほうらいじま)」(青矢印)。蓬莱とは、古代中国で仙人が住むといわれている蓬莱山(ほうらいさん)のことで、大きな亀の背中にある山と言われています。


池の畔に沿って歩くと、「唐崎松(からさきのまつ)」が出現します。第十三代当主・前田斉泰(なりやす)が、近江・琵琶湖畔の唐崎から種子を取り寄せて育てた黒松。

 

 


反対側にある「眺望台(ちょうぼうだい)」。海抜53メートルにあるこの場所からは、卯辰山や白山山系、能登半島方面が見渡せます。

 

 


並べられた11枚の石が、雁(かり)の列が飛んでいく様に見えることから名付けられた「雁行橋(がんこうばし)」(青矢印)。

 

 


その先では、冬の名物「雪吊り」の作業が、行われていました。

 

 


「霞ヶ池」を回り込み、「内橋亭」が良く見える場所に来ました。

 

 


池から離れ、日本で最初にできたと言われる噴水の前へ。霞ヶ池からの水圧だけで約3.5メートル上がっています。文久元年(1861)に斉泰が、金沢城内の二の丸に水を引くために試作させたと言われています。

 

 

 

★ 続きは、『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その6・近江町市場) で ★ 

 

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テレビ Vol.624 『中国ドラマ 「ありのままの君に恋して」』

2024年12月14日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第624回は、『中国ドラマ 「ありのままの君に恋して』をお送りします。

 

 


『ありのままの君に恋して』 (原題:爱情因该有的样子、英題:Love The Way You Are)は、BS12(トゥエルビ)の「日曜アジアドラマ」枠で、9月29日から放送開始された中国ドラマです。放送時間は、毎週日曜日の13時~15時(2話連続放送)。全26話(中国語普通話・日本語字幕)。


尚、「隊長のブログ」では、華流(中国・台湾)ドラマを、これで25作品を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい


本作品は、仕事熱心な年上女性とさわやか青年の、ロマンチック “年の差” ラブストーリーです。


「爱情因该有的样子」の中国での初回放送は、2022年6月17日、中国の動画配信サイト「iQIYI(アイチーイー、簡体字: 爱奇艺)」でした。(撮影:2021年6月~9月)


脚本は、リー・ジンリン(李晶凌)、 ほか。


演出:ユー・ジョンジョン(于中中)。


主演は、アンジェラベイビー(楊穎)と、ライ・グァンリン(賴冠霖)。


アンジェラベイビーさんの出演ドラマは、『マイ・ディア・フレンド ~恋するコンシェルジュ~』  と、

 
摩天楼のモンタージュ』 を、取り上げています。

 


共演者:チャオ・ジェンユー(喬振宇)、ティエン・イートン(田依桐)、リウ・イートン(劉怡潼)、チャン・タオ(章涛)、リン・メイシー(凌美仕)、ほか。

 

 

 

あらすじ:上海にある大手香水メーカー・SC社で働く32 歳のイン・イーコー(アンジェラベイビー)は、恋人のリー・ゾーリン(チャオ・ジェンユー)を空港に迎えに来た際、口紅を落としたのに気が付きません。


イーコーの口紅を拾ったのは、留学先の英国から帰国した義弟、シュー・グアンシー(ライ・グァンリン)。イーコーとは、久しぶりの再会ですが、グアンシーはあえて声を掛けませんでした。


イーコーは、仕事を理由にゾーリンにすっぽかされ、月夜に小さな雑貨店のスタンドでカップ麺をすすっていると、イーコーの隣には、なぜかグアンシーが座っていました。グアンシーは、イーコーが働くSC社と同じビルにある、アニメ制作会社に就職することになります。


グアンシーにとって、イーコーはもともと憧れの存在でしたが、互いに大人へと成長した今、その想いは恋へと変わります。一方、イーコーにとってグアンシーは今でもかわいい弟でしかありません。


しかし、優秀な弁護士であるゾーリンとのすれ違いの恋や、仕事でのトラブルで悩んでいるとき、さりげなく近くで支えてくれるのはグアンシー。彼の前では自然体でいられる。やがて、グアンシーの存在が、イーコーの中でしだいに大きくなっていき。。。

 

 

12月8日放送の第22話までの感想:アラサー女子とまっすぐな年下青年のとろけるようなラブストーリー。そして、血の繋がりがないとは言え、“禁断” の姉弟間の恋愛。それも、アンジェラベイビーと、ライ・グァンリンと言う、美男美女のカップル。


二人が勤務する香水メーカーとアニメ制作会社が入居するのも、モダンな高層オフィスドラマ。お洒落なカフェや、お店。イーコーの実弟のイン・イーボー(リウ・イートン)は、人気のインフルエンサー。


それに対する、古い価値観の大人たち。ここまで書くと、まるで「韓流ドラマ」のようですが、中国ドラマです。


本作品のロケ地は、中国上海市と蘇州市。上海に4年2か月住んでいた隊長にとって、懐かしい場所が登場するのも楽しみです。


イーコーが家族と暮らす家があるのは、上海の永福路。フランス租界時代の名残が残る歴史的建造物や、美しいプラタナスの並木道に、癒されます。


そうかと思うと、外灘を疾走する屋根のない二階建てオープントップ観光バスに二人が乗車しているシーンが第7話に登場しますが、隊長が住んでいた頃は、オープントップ観光バスは走っていませんでした。


キャストで、特に注目しているのは、イーコーの父親役のジャン・シーリンです。大好きな中国ドラマ『家族の名において』 でも、父親役で出演していた俳優さんです。


両ドラマで、頑固だけれど家族思いの父親を好演しています。ただ、『家族の名において』の日本語版相関図を見ると、チャン・シーリンとなっていて、一瞬、別人かと思ってしまいました。中国語簡体字で、張晞臨と書くのですが、“張” を「チャン」と読ませるか「ジャン」と読ませるかの違いで、間違いなく同一人物です。

 

尚、『ありのままの君に恋して』次回・第23話は、明日・12月15日(日)午後1時からの放送予定です。

 

 


 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
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Vol.615   2024/10/11  『ドラマ「団地のふたり」』 

Vol.616   2024/10/13  『こころ旅「2024年秋の旅」ピンチランナー登場

番外編    2024/10/18  『訃報:西田敏行さん』 

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Vol.619   2024/11/4   『ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」

Vol.620  2024/11/10  『ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」』 

番外編   2024/11/20  『訃報:火野正平さん

Vol.621  2024/11/23   『ドラマ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」

Vol.622  2024/12/1    『ドラマ 「ザ・トラベルナース」』 

Vol.623  2024/12/6    『ドラマ「海に眠るダイヤモンド」 

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