長野県の春季高校野球も最終日を迎えました。すでに北信越大会出場は2季連続6度目の小諸商業高と7季ぶり14度目の東海大諏訪高に決定しました。この日は最終的な順位づけの意味合いもありますが、夏の選手権大会に向けて、いろいろと自信をつけたり、試しておきたい貴重な試合でもあると思います。
■3位決定戦
都市大塩尻高は昨日の負けを引きずってしまったのか、それともメンバーを大幅に入れ替えた影響からかは判りませんが、3位決定戦は1時間ちょっとの一方的な試合になって、上田西高に5回コールド負けでした。上田西高は2回裏のノーアウトで出塁したランナーを足掛かりに、長短打を集中的に都市大塩尻高に浴びせて、この回4点。3回には5連打で3点、4回にも5本のヒットで4点を挙げての11-0でした。
都市大塩尻00000|0
上田西 0434x|11(5回コールド)
■決勝
決勝は序盤から小諸商業高が小刻みに得点を重ね、5回を終えて7-0と東海大諏訪高とリード。7回にも小諸商業高はスクイズ、3ベース、相手のバッテリーエラーで3点を挙げて、このまま一方的で終わるかと思いきや、東海大諏訪高は7回裏に内野ゴロの間に1点を返すと、代打のヒットをきっかけに相手ピッチャーの押し出しなども絡んで6点を挙げて追い上げます。しかし、小諸商業高は最終回にエースの登板で、東海大諏訪高の反撃を断ち切っての優勝でした。
小諸商業 013300300|10
東海大諏訪000000160|7
これで、縁がなかった北信越大会の出場校が決定しました。出場校をよくよく見てみますと、練習試合で何度か御手合わせしていただいたことのあるチームが出場。うーん、いまだに残念感が一杯の一敗です。
【長野県】
1位 小諸商高
2位 東海大諏訪高
【福井県】
1位 啓新高
2位 工大福井高
【石川県】
1位 金沢高
2位 星稜高
【富山県】
1位 高岡商高
2位 砺波工高
【新潟】
1位 日本文理高
2位 中越高
3位 新潟明訓高
4位 関根学園高
組み合わせ抽選日は5月25日です。