川:ね~あの~最近ね、芸人を辞めるって言う先輩とね、3人で飲みに行ったんですけれども~
は:ねぇねぇ
川:ま、ちょっとその先輩がね、酒の席でこう言うてたんです。「川瀬、俺は惰性でお笑いをやってしまっていた。川瀬、お前はな、今が重要やから今絶対頑張れ。わかったか?」3人で泣いてしまいましてね。ね、ホントに今が大事なんです。カリスマ予備講師の林先生の言葉を借りるなら、「いつやるの?」
は:幸せな老後を送りたい
川:ウソでしょ!?ウソやろ!オイ。何?この温度差
は:幸せな老後を送りた~い
川:なんなん?お前白木屋で3人で泣いてたとき、何考えとってん?オイ
は:「土間土間」行きたかった
川:シバくぞ!オイ。何ちょっと高めの居酒屋設定してくれてんねん!お前~
は:幸せな老後を送りたい
「幸せな老後を送りたい」は、川瀬名人さん(本名:川瀬 拓郎、ツッコミ、ネタ作り担当、立ち位置は右)と、はらさん(本名:原佑希、ボケ担当、立ち位置は左)の2人からなる、吉本興業所属の男女お笑いコンビ「ゆにばーす」の漫才ネタです。契約といっても、あの問題もあって「口頭契約」とのことです。
川瀬名人さんは「M-1グランプリ」に掛ける男としてその名が知られていおり、大学卒業後にお笑い芸人になることを志し、川瀬名人は当初「らいのせす」というコンビで活動し、コンビ解散後に、現在の相方・はらさんと2013年に「ゆにばーす」を結成しています。
コンビ結成直後の2013年と2014年には2年連続で「THE MANZAI 認定漫才師」に選ばれ、2016年には「M-1グランプリ」で準決勝進出、2017年と2018年には連続で決勝進出を果たすなど、実力が認められいます。
川瀬名人さんは、かねてから、「M-1グランプリで優勝したら解散して、自分は引退する」と公言しており、M-1グランプリで優勝するためだけに芸人活動を続けているといってもいい感じです。優勝後のブレイクや優勝賞金にはまったく興味がないそうです。これが、人生の最終目標ではないでしょうけど、ある意味、目標が明確な生き方だと思います。
国連の関連団体が発表した「世界幸福度ランキング」において、2019年の世界156カ国を対象にした調査結果で、日本は2018年より4つ順位を下げ58位でした。2020年の結果では、順位を下げて62位。ここ数年の日本の順位の推移でも、5年間で46位から58位、そして62位と徐々に順位を下げています。これは、G7(主要7カ国)のうち最も幸福度が低いという結果でもあります。
特に日本では、内閣府が公開しているた「国民生活白書」において、「年を取るほど幸福感が下がる」という傾向が確認できるとのことです。
しかし、だからといって本当に幸せではないかどうかは、わかりません。幸せは「心で感じるもの」ですよね。どれだけ周りの人に「幸せだね」と言われても、自分が幸せだと感じなければ、いつまでも幸せを感じることができませんし、周りの人が幸せではないと思っていても、自分が幸せを感じていれば、幸せになれているということだと思います(禅問答のようですが)。
自分の心が、幸せだと感じているかどうかが、大切なのです。
そもそも、幸せは他人に評価してもらうことができませんし、数字で表すこともできるものでもないですから。
そういう意味では、川瀬名人さんのように、自分をしっかりと持った生き方をすることが、一番幸せなのかもしれません。
川:「幸せな老後を送りたい」って、今が幸せじゃないのに何を言うてんねん?お前~
は:今幸せだよ
川:どこがこのクソみたいな生活のどこが幸せやねん?お前、オイ
は:生きてる
川:悟りを開くなオイ~ッ!なんでお前みたいなもんがそんなこと言うねん?オイ~。幸せってそんなんな?じゃあお前はただ生きてるだけで幸せなんやったら老後もそのまま生きとったらただ幸せやんか~
は:川瀬
川:ん?
は:生きてるだけで人生楽しい?
川:お前が言い出したんやオイッ!!お前が吹っ掛けてきた理論やろ?これぇ
は:幸せな老後送りたーい!
川:じゃ、具体的に考えろよ、幸せな老後についてさ~
は:考えてるよ
川:考えてんの?幸せな老後どんなんや?
は:ダンナとね~
川:ん
は:手ぇつないで散歩してね~
川:おぅ、いいやんか
は:そのあと、あの近所の奥さんとかと喋って
川:はいはい、いいじゃないか。ねぇ
は:息子の夫婦が遊びに来て~
川:おぅ、いいやんいいやん
は:縁側で~
川:ん
は:あの、お茶飲んで~
幸せのスタイルは、人それぞれだと思います。幸せは「心で感じるもの」です。自分がどう感じているかが、一番基準となるのです。
■外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、「3つの密」の回避を心掛けましょう。
■新型コロナウイルス感染対応を呼び掛けている場所やお店などがある場合は、指示にしたがいましょう。
■お出かけの際は、各施設、イベントの公式ホームページで最新の情報を確認しましょう。
私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。