ロマンチックな名前ですよね。
「ラブジョイ」
昨夜、2015年1月7日の夜。彗星「ラブジョイ」が8,000年ぶりに地球に最接近しました。
白い○に位置にラブジョイ彗星があります。
左側にオリオンの三ツ星と一緒に移したのですが…
しっかりとカメラを固定して、時間かけて撮影しないとダメですね。
正式な名称は「C/2014 Q2」。
この彗星は2014年8月にオーストラリアの天文学者テリー・ラブジョイさんが発見し、その名前から「ラブジョイ」と愛称がつけられた彗星です。
オリオン座三ツ星の右側に肉眼でも見ることが出来るのです。
その彗星の色は緑色。
いいえ、ラブジョイというロマンチックな名前に合わせるならば、エメラルドグリーンに輝いています。
1月7日には地球まで7,020万kmの距離まで接近するので、昨夜が一番の輝きのピークとなりました。
1月30日に太陽へ最接近し、その後は太陽系外へと軌道を変えてしまいます。
軌道周期が8000年で軌道距離が900億kmほどあると考えられているそうですので、次の再接近はまんと西暦10015年との予測です。
ちなみに、ラブジョイ彗星は太陽から1光年(=光が一年間に進む距離。正確には 9 460 730 472 580 800 m、約9.5兆km)離れた、冥王星の外側にある彗星群から来ると考えられているとのこと。
まさに一期一会。
でも、1月いっぱいは観測が可能だとのことです。
彼女と一緒に見るのもいいでしょうし、片思いの彼女のことを願ってもいいでしょう。
また、奥さんと一緒に…単身赴任の方は奥さんと時間を合わせて一緒に。
寒い冬の時期ですが、外に出た際にはちょっと星空を見上げてみませんか?
私は、パトロール中のお巡りさんに職質されそうなので、早々に退却です。