野球小僧

加藤優 / 元;埼玉アストライア

2019年12月に、富山県富山市に社会人女子硬式野球クラブチーム「バンディッツ・ガールズ」の設立ニュースがありました。

これは、社会人男子硬式野球クラブのバンディッツ・ベースボールクラブなどを運営する株式会社フールケア大地が設立し、地元選手の育成、介護事業の人材育成などを目的に女子チーム結成する計画です。

監督には元;読売ジャイアンツの高橋洸さんを招へいし、約20人の選手でスタートする予定です。初年度から公式戦に出場し、全日本女子硬式選手権や全日本女子硬式クラブ選手権の優勝を目指しています。

最初は20人前後の選手でスタートするとし、富山県内外の高校生、大学生、経験者のほか、即戦力選手として、女子プロ野球の埼玉アストライアを退団した加藤優選手にもオファーを出しているとのことです。

年が明けて2020年。

NPB埼玉西武ライオンズが、女子アマ野球のクラブチームを全面支援するというニュースがあります。埼玉・川越市を拠点として、近日中にチーム発足を発表し、2020年4月から関東女子硬式野球連盟主催のアマリーグ戦「ヴィーナスリーグ」に参入する予定とのことです。球団公認の形で女子野球チームをバックアップするのはNPB12球団で初めてとなり、チーム名は、ずばり、「ライオンズレディース」で、ライオンズと同じユニフォームを着用するとのことです。

監督には、元;ライオンズで尚美学園大女子硬式野球部の新谷博監督さんが兼任で就任するとのことです。

所属選手を決めるセレクションには、女子野球ワールドカップで史上初の3大会連続MVPを受賞した里綾実選手や、これまた、加藤優選手などが参加するとのニュースです。

ただし、引く手あまたの加藤選手はTwitterで、「申し訳ありません。また先にニュースが流れておりますが、何も確定していない状況です。私の今後の仕事上、話し合いを重ねなければならない状況です。その為、まだ何も確定できておりませんので、早くご報告ができるよう頑張ります。」と報告しています。

女子プロ野球リーグは2019年末、リーグ所属選手71人の約半数にあたる36人が退団。契約形態などで折り合わなかったとのことですが、退団したものの現役続行を希望する選手にとって、受入となる新たなクラブチームの設立は光明となるでしょう。

それにしても、人気、実力のある選手は、各クラブチームでの奪い合い状態です。

なお、競技人口は2009年には約600人だったそうですが、2019年には学童野球などを含めプロアマ合わせ約2万人にまで増加しているとのことです。


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「プロ野球」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事