第100回全国高校野球選手権記念鳥取大会は第10日の25日、鳥取市のコカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク野球場で決勝がありました。
決勝進出したのは、3年ぶりの鳥取城北高、13年ぶりの米子西高。鳥取城北高は3年ぶり5度目、米子西高は初となる夏の甲子園出場を懸けて戦いました。
試合は攻守ともに鳥取城北高が米子西高を上回り、8-0の大差で鳥取城北高が夏5度目の甲子園出場を決めました。
米子西高は準決勝までと打って変わり、3安打と打線が沈黙してしまいました。それでも、米子西高ナインはユニフォームをグラウンドの土で真っ黒にしながら、最後まで笑顔でプレーしていたのが、印象的でした。
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鳥取城北高は相撲部が強豪として知られており、角界にも多くの力士を送り込んでいます。2009年夏に初出場して以降、2012年は春夏連続、2013年夏も2年連続で出場し、2015年夏も出場するなど、初出場以降8年間で春夏6回の出場を果たしており、現在では鳥取県内で最も安定した実績を挙げています。
決勝の始球式は米子東高の長島康夫さんが務めました。今年で御年81歳とのことです。長島さんは同じく第38回大会(1956年)で鳥取県勢最高位タイのベスト4進出時の主戦だった方です。
鳥取県勢4年ぶりの夏の甲子園の勝利に向けて、鳥取県勢最高位を目指して長島さんからの力を分けてもらったことだと思います。
鳥取球児の活躍を楽しみにしています。