【質問】中学軟式の外野手です。外野フライの落下点が分からないので苦手です。どう克服していけばいいですか。(匿名)
というのが、以前スポーツ紙に掲載されていました。
中学生でもあるのですから、学童野球であってもまったく不思議ではありませんが。うーん。
一番よく見られるシーンとして外野フライを\(^_^)/ばんざーい..する姿です。
さらに、1バウンドであっても、\(^_^)/ばんざーい..することもあります。
外野フライの捕球ポイントは3つと言われています。
・早く落下点に行く
・打球の正面に入る
・軟式野球の場合、低いライナー性のフライは突っ込む
その中でも、まずは「早く落下点に行く」というのはとっても重要です。
練習でも外野フライが捕れないのは、これが出来ていません。
まずは一歩目のスタートが肝心。それと落下点に早く行けないのは打球に対する遠近感がわからないからです。
さらに注意することは最初からグラブを前に出して追いかけてはいけません。
“玉入れ ( ・0・)ノ° ゜.Y。°。ヽ(・・ )“
じゃないので、グラブを差し出していれば勝手に入るという訳にも行きませんから(ときどき、この状態でキャッチするので勘違いしちゃいますけど)。その上、ただでさえ足が遅い上にスピードが落ちてしまいます。
① 友達かコーチに20メートルくらいの近い距離からフライを投げてもらう
② それをサッカーのヘディングの要領で追いかける
③ 当たるとたんこぶが出来て、痛いので(場合によっては泣きます)、当たる直前にグラブを出す
④ 慣れてきたら徐々に距離を延ばすとともに、頭上を越えるフライや左右前後に動くいろいろなフライを投げてもらう
外野フライはある程度慣れることで捕れるようになるはずです。
バッティング練習中でも、ノックでも自分のところに飛んで来ようが、来なくても打球に対して一球一球スタートを切ると落下点に早く行けるようになります。
そして、自分が捕れないボールの場合には、どんなボールがどんな飛び方で、どこへ落ちていくのかをよーく観察することです。
上級編では帽子のひさしを基準にして打球を追うそうです。
ひさしより上はフライ、下はゴロかライナーと判断するとのことです。
まあ、これは今の段階では無理でしょうけど。
それと、もう一つ大事なことは「落下点に行くこと」というと、打球が落ち来そうな真下に入ってしまうことです。
外野フライは放物線を描いて飛んで来るので(わからない子は、はかせくんに聞いてください)、落ちて来るときは真下には落ちません。少し、後ろのほうに飛んでいきます。ですから、真下で待っていると\(^_^)/ばんざーい..になっちゃうのです。
だから、よく「後ろから」と言われるのです。
目指そう!!
\(^_^)/ばんざーい..(/_^)/なしよっ!!