「信長のシェフ(http://blog.goo.ne.jp/full-count/e/78f3db357867187540a5ca6b67ad1feb)」が、織田信長の歴史を料理番の立場から歴史を辿るストーリーならば、「信長協奏曲」は信長本人(と言っても身代わり)の立場から歴史を辿ります。
信長協奏曲 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス) 価格:¥ 494(税込) 発売日:2009-11-12 |
この話は現代社会に生きているサブロー(高校生)が塀の上を歩いていて、足を滑らせて落ちたところが1549年の戦国時代の織田信長の上だった。
そこで出会った、信長に「自分は病弱である」ことから身代わりになって欲しいと頼まれ、信長として生きて行く・・・というストーリーです。
大人しかった信長が、やんちゃなサブローと入れ替ってしまうことで、奇妙な言動がおおくなり、「うつけもの」と言われるようになったという説(?)は非常に興味深く、上手く出来ています。
挨拶が「どーも、はじめまして。織田信長です」から。
桶狭間の戦いなども上手く話がまとまっていますが、戦略面から考えてみれば、ちょっと思慮が足りない主人公が、戦国の世の中で多くの家臣をまとめて、戦に勝ち続けられるのだろうかと、不安(?)に思えるところもありますが、それはそれです。
まだ、読んでいる途中ですが、明智光秀の登場からが、面白そうです。これは、「信長のシェフ」も同じです。
シェフの光秀は本人ですが(当たり前のことですが)、こちらの協奏曲での光秀は・・・ヒ・ミ・ツ・・・です。
また、羽柴秀吉も実は・・・ヒ・ミ・ツ・・・です。
史実ではないにせよ(金太郎http://blog.goo.ne.jp/full-count/e/cb47cb028800f4d87ffa12bf1761ac53は一部脚色していましたが)、歴史が好きの方には面白いと思います。
また、藤木直人さんファンの方にはTVでも放映していますので、そちらをお勧めします。
「信長は、天下を取る男だぞ」
と信長(サブロー)は言いましたが、信長は天下は取っていません。
最初に天下統一を果たしたのは豊臣秀吉ですから。
ここ、(どこかで、いつか)試験に出ますからね。