大相撲初場所12日目が終わって、大関琴奨菊関が横綱三連戦を乗り越えて、ただ一人12戦全勝で単独トップを守りました。追うのは1敗で横綱・白鵬関、2敗で横綱・日馬富士関と東前頭7枚目豊ノ島関が追う展開となりました。
立ち合いで日馬富士関に右を差され、浅いもろ差しを許しましたが、後ろには下がらずにそこから出ながら、左をねじ込んで行った攻めの姿勢が勝因だと思います。残るは大関以下の対戦になりますが、横綱三連戦後の13日目には豊ノ島関に決まり、14日目は同じ大関稀勢の里関か前頭6枚目の隠岐海関、千秋楽は大関豪栄道関と嫌らしい相撲を取るメンバーが残りました。今までのような無欲無心の状態でいられるかどうかでしょう。
琴奨菊関は今月末で32歳。 ボロボロになった両ヒザはテーピングでガチガチに固められ、見るだけでも痛々しい姿です。2013年の九州場所では右大胸筋断裂という大ケガもありました。もう、実際の力士生活もそれほど長くはありませんので、今場所の充実した内容であれば、優勝を狙いたいのは当然であり、琴奨菊関は「後悔したくない」とコメントしています。
この力強い相撲を観ていれば、 2006年初場所の栃東関(現在は年寄・14代玉ノ井)以来の10年ぶりとなる日本出身力士の優勝に期待してしまいます。
もう一つ、この動画と、言うよりも昨夜のNHKニュースで気が付いたのは、向正面の審判の後ろ側です。見慣れた全身ピンクのド派手衣装。そう、好角家で有名な林家ペーさんとパー子さんですね。もちろん、パー子さんは愛用のカメラで相撲を撮影している姿も映し出されています。
今場所だけではなく、実際には昨年も度々、大相撲観戦をしているようで、中継に映り込んではネット上を沸かせています。大相撲中継でNHKがどう扱っているのか興味はあります(たぶん、スルーでしょうけど)。
位置的には、通称「砂かぶり」と呼ばれる席の後列か、升席最前列付近のどちらかですが、砂かぶりでは写真撮影が出来ませんので、ここは升席でしょう。
琴奨菊関の相撲に目が離せませんが、向正面の林家ぺーさん、パー子さんの出没にも目が離せません。
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