(前日からの続きです)ということで、七夕には願いごとを書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、お星さまにお祈りをする習慣が現在もあります。
21世紀になって、米国航空宇宙局(NASA)が約100億ドル(約1兆3000億円)以上の費用をかけて、宇宙の果てまで観測できる「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST、または単に「ウェッブ」と呼ばれる)」を打ち上げ、宇宙の始まりとされる「ビッグバン」が起きてからの宇宙の歴史を調べ、さらには地球外生命がいる可能性のある遠い世界を見つけてくれるかも知れないという時代になったとしても、おりひめとひこぼしにお願いごとをする風習はいいですよね。
特に、どこからどう見ても、「四万十川の清流のような清らかで、真夏の青空のように一点の曇りもなく、私利私欲すら捨て去った私」と同じくらいの純粋な心を持った園児たちの願い事がたくさん飾られているのを見ますと、かわいいものです。
「ぴかちゅうに なれますように」
「かめんらいだーに なれますように」
「ざまざんたに なれますように」
「しんでれらに なれますように」
ほとんどのお願いごとが「〇〇に なれますように」というものであり、この夢をいつまでも持ち続けて欲しいと、私は「みんなの願いが叶いますように」とお星さまに願いたいものです。
そのなかに1つだけ見つけたのが、このお願いでした。
「ダンゴムシをたくさん捕まえたいな」
判ります。この願い。私の息子たちもその昔ダンゴムシを飼っていましたので・・・。このお願いでしたら、私が叶えられるかもしれません。
ちなみに、七夕の夜には、おりひめとひこぼしは1年に一度の「再会」という願いをかなえます。後世のになって、「おりひめとひこぼしのように、願い事がかないますように」と、たんざくに色々な願い事を書いて、笹や竹の葉に飾るようになったそうです。
笹や竹は冬でも緑を保ち、まっすぐ育つ生命力にあふれたており、昔から不思議な力があると言われ、神聖な植物ともされ、そこに神を宿すことができるとも言われています。七夕の祭りのあとに笹や竹を川や海に飾りごと流す風習には、笹や竹にけがれを持っていってもらうという意味があるそうです。
暑い日が続き、体調を崩しやすいですが、どうぞ、健康管理にはくれぐれもお気を付けください。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。