新クレヨンしんちゃん(1) (アクションコミックス) 価格:¥ 580(税込) 発売日:2012-07-13 |
臼井さんがなくなって、2010年からアシスタントらにより「新クレヨンしんちゃん」のタイトルで連載していた、クレヨンしんちゃんの最新刊が昨日(7月13日)に発売されました。
今回は日本以外のアジア7ヵ国・地域で同時発売となったそうです。
以前、よく中国へ出張した際には、香港の空港で広東語版の単行本を買って、飛行機の中で勉強しました。
でも、まったくその効果はありませんでしたけど。
さて、中身は”クレしん”ワールドをそのまま受け継いでいます。
ただ、臼井さんが直接書いたものじゃない(実際はアシスタントの協力もあるのですが)と思うと違和感を持つかもしれません。
こういうのって難しいですよね。
先入観を持つなというのは無理なことなのでしょうけど、名探偵コナンなどでも、他の人が書いたものは、オリジナルを絶対視した感覚のままでいると、絵のタッチなど違和感があります。
それを何の先入観もなく、一つの作品として観れば何の違和感もなく、すんなりと自分に入ってくるのでしょうけど、やっぱり、オリジナルこそが本物だという意識があるからなのでしょうか。
特に長年続いていたということもありますし。
でも、そういう先入観を持たずに(持たないようにして)読んでみますと、やっぱり、しんちゃんはしんちゃんです。
面白さはそのままでした。
その昔、TVのサザエさんやドラえもんだって声優さんや絵のタッチが変わったりしました。
それでも、いつの間にか受け入れられています。
しんちゃんが、それらと肩を並べるレベルかどうかは判りませんが、私はこれはこれで充分満足できるレベルだと考えます。