智弁和歌山高の応援といえば、「ジョックロック」です。
智弁和歌山高応援団がこの曲を流すと大量得点が入ることが過去に多かったことから、ファンの間では「魔曲」とも呼ばれ、過去の大会でも同曲が流れるとネットで即トレンドワードに上がって来るほどです。
5回裏の智弁和歌山高の攻撃で、1アウト一・三塁のチャンス場面で、ジョックロックが流れ、その直後からYahooトレンドランキングで2位(午後12時10分現在)となっていたそうで、ネットでは「今日はジョックロック祭り」「ジョックロックやっぱり迫力あるなあ」「トレンドにジョックロックが~ききたい」などの声が挙がったそうです。
ただ、昨日はそのジョックロックは対戦相手の近江高への後押しになったようです。
近江高の吹奏楽部は今年の選抜で、洋楽を取り入れた新しい応援スタイルを披露し、評判が高かったのですが、この日は滋賀県内でのコンクール出場が決まっていたため、全員で駆け付けることが出来ませんでした。
それでも三塁アルプススタンドには、コンクールに出場しない部員に加え、OBら23人、さらに近隣の中学生も助っ人参戦するなど、約50人のブラスバンドを結成し、応援をしていました。
その甲斐あって、近江高は2点を追う4回表に2ランホームランで同点とすると、続く5回にソロホームランでで勝ち越し、8回には2ランホームランなどで3点を奪い、リードを広げ、7-3で優勝候補の智弁和歌山高を破りました。
ニュースなどでは「近江高まさか」という感じですが、近畿地区で揉まれているだけあり、決して弱小県という訳ではないと思います。
敗れた智弁和歌山高は、打線が再三の好機を作るも生かしきれませんでした。
第2試合 一回戦
近江 000210031|7
智弁和歌山020000001|3
第1試合 一回戦
佐賀商000000100|5
高岡商00001030x|4
第3試合
前橋育英010100000|2
近大付 000000000|0
第4試合
益田東 001012300|7
常葉大菊川00420002x|8