焦らなくても何も問題ないでしょう。ただ一つだけ問題点を挙げるとなれば、決定までの間、ファンがやきもきすることでしょう。
原監督去りし後の監督人事は渡邉恒雄最高顧問および長嶋茂雄終身名誉監督が「次は松井秀喜新監督」を既定路線のようにしていましたが、どうも松井秀喜さん本人はまだ引き受ける気はないようですね。
【 江川卓さん 】
そして、ここで俄然マスコミ上で最有力候補として名前が挙がって来たのが、解説者の江川卓さんです。
以前から本人もやる気満々ですし、こういう(狭間の)時は、やりたい人にやらせるのが正解だと思いますので。
ジャイアンツ戦を中心というよりも、ジャイアンツ戦専門に野球解説を続けていることもあり、チーム状況には詳しいです。
野球理論も独特の見方をしていて、案外判りやすい解説をしています。
ただし、コーチ陣をどうするのかが一大問題でしょう。
【 川相昌弘ヘッドコーチ 】
一番可能性の高いのが内部昇格の川相ヘッドコーチです。
原野球をスムーズに継承することが出来、コーチ陣も継承が出来、最小限の変更で済みそうです。また、二軍監督も中日ドラゴンズ時代とジャイアンツ時代に経験していますので、問題はないでしょう。
でも、優勝を逃して原監督が退任した責任をどう考えるのか。もしかすると退団という可能性はあると思います。
【 斎藤雅樹ピッチングコーチ 】
原イズムを熟知しているとなれば、斎藤コーチも候補者です。
2006年に原監督と共に一軍ピッチングコーチとして復帰し、二軍コーチを経て、再び一軍コーチを務めて来ています。もちろん路線は現体制のスムーズな移行です。
ただし、責任感が非常に強く、引責でチームを離れる可能性もありそうです。
【 高橋由伸兼任コーチ 】
一気に切り札投入です。
今年の打線低迷に対して立て直しを図るという意味ではあり得ます。また、人気面でも申し分はないでしょう。
問題点としては本人とチームにとってリスクが高すぎます。世代交代が進んでいない状況で、若手を育てながら優勝するのは、いまのチーム力から見ると難しい。もし、低迷した場合にはキャリアに傷つくとともにチームの責任論が出かねません。
さて、優勝を逃したといっても、その動向と注目度は球界No.1で名古屋ではNo.2のジャイアンツ。
歴代監督は三原脩さん、水原茂さんに始まり、川上哲治さん、長嶋茂雄さん、藤田元司さん、王貞治さんらスターが務めて来ており、生粋のOBでスターという路線が敷かれてきています。
この条件が必須ではないにしろ、原監督が残した成績は過去の監督と比較しても突出しています。
監督不在の期間を置かないことが慣例だったようですが、今回は過去の慣例がすべて見直されるかも知れません。
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まっくろくろすけ
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