日本高等学校野球連盟は2022年8月6日からの全国高等学校野球選手権(夏の甲子園)大会の入場料を値上げをすることを発表しました。
外野席は500円から1000円(小学生以下は100円から500円)、一塁・三塁の内野席は2000円から3700円、そしてバックネット裏の中央指定席は、なななんと2800円から4200円となり、もはやプロ野球の内野指定席とほぼ変わらなくなってしまいます。
全席指定で応援団以外の来場者入れ替えがなくなるため、最大で1日4試合を観戦することができるため、1試合分としてはプロ野球と比べて割安なのですが、真夏のあのクソ暑いときに8時間から10時間も炎天下で日焼けするのはたまったものではないと思います。
私は何度か高校野球を観に行ったことがありますが、その時代はまだ全席指定ではかったため、時間と天候によって一塁側・三塁側、あるいは銀傘の下で観戦するということは不可能になってしまいました。
今回の入場料値上げについては、当日券を求めて混雑し、炎天下で熱中症の方がでたり、新型コロナウイルスの感染が起きたりすることへの対応で、全席を一日とおしで観戦できる前売り制でのインターネット販売のみにしたそうです。その分、入れ替えがなくなり収入が減少するので値上げしたということなのでしょう。
たしかに、前売り券があってもなくても全席指定でなかった時代には、当日券入手のために朝早くから、特に人気カードの場合には徹夜する人がいたり、近くの阪神甲子園駅までの行列ができていたりしたものですから、対策としては効果があると思いますが、収入が減りそうだから、値上げしますというのも、なんだかなあと正直思います。
そもそも、阪神甲子園球場での使用料は無料。審判員も基本無給でここ数年は観客制限もしくは無観客でも充分に採算が取れているはずと思いますので、値上げ幅をもう少し低くしてほしいと思ったりします。入場者数が減るのでしたら、一日とおしでなく、午前と午後にわけるとか。それよりも、球児の熱中症対策ならば大会の日程を分散させたり、昼間の時間帯の試合を休止して、夜間試合を導入するなどのアイディアがあってもいいと思います。
それよりも、せめて、高校生以下は安くしてあげてほしいです。野球離れが現実的になっている中で子どもたちは気軽に観に来られなくなってしまいますから。
菊池雄星選手(現;ブルージェイズ)が高校三年生のときに、ぶらりと阪神甲子園球場へ行って当日券売り切れのなか、(2017年まで無料だった)外野席で試合観戦できた時代が懐かしく思えます。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。