囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

不易流行と万代不易

2022年07月11日 | ●○●○雑観の森

 

【アマは気楽だ! 楽しめばよろしい】

 

秀策のコスミという

有名な先手必勝作戦があります

 

黒1、3、5を

三つのスミを

それぞれ違った向きで

小目を占有する手法

 

幕末の覇者、本因坊秀策は

「碁盤の広さが変わらぬ限り

このコスミが

悪手とされることはあるまい」

と語ったと伝えられます

 

その後、

時代は変わり

評価が下がったり

また上がったりしました

 

いまはAIの一角、ファインアート(絶芸)が

最善手とし、再評価の機運が高まっています

 

使い方が難しいのですが

何やらカッコいいので

わたしも気まぐれでマネします

 

でも普段は、

位が高い星打ちが多いです

これもAIの影響です

 

自分がないのか、と思われますが

元々自分などないのですから

仕方がありません

 

カッコいいから

マネしているだけです

 

♪いいじゃないの 幸せならば

 

 

    ◇

 

 

この味がなどと上手の口を真似

とか

口だけは皆一廉の碁打なり

とか

古くからの碁の川柳にあるように

碁会場に行くと、一人や二人は

こうした手合いがいますよね

 

負けた方は

碁で負かされれて

口でも負かされて

さんざんですよね

 

だいたい嫌われる、

としたものです

ウザイってやつです

 

四段とか五段とか

なまじ強くなると

ついテングになる

自戒を込めて――

 

 



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