【「(被害は)まずまずに収まった」発言の無神経の巻】
■「数十年に1度」の自然災害が、毎年、どこにでも、やってくるようになった。
■地球環境問題はすぐにでも手を付けていかねば末代の禍根となるというのに、経済最優先の党派が世界中で幅を利かしている。
と、思っていたら、案の定、またしても、この発言である。
「(被害は)まずまずに収まった感じ」と政権与党幹事長。
まずまず? 収まった??
野党から追及され、記者の取材に、慌てて言葉を継ぎ足した。
「日本がひっくり返るような災害と比べたら、という意味で、1人亡くなっても大変なことだ」
■まさに、支離滅裂の極み。
言語感覚はゼロどころか、マイナス!
言うに事欠いて、口を開けば開くほどに、お里が知れる情けなさである。
3・11東日本大震災以降だけを振り返ってみても「為政者が感情を逆なでし象徴が癒すという定形パターン」が続いている。
軽口ベースの「ペチャクチャ政治」はおしまいにしたい。
■昭和から平成にかけて「政治家は言葉が命」といわれてきた。
話し言葉は取り消せないのだから、壇上に立つ前によく考えておかねばならぬ。
■迷走・脱線・転覆を繰り返す不思議な長期政権。
「本音がポロリ、後から修正・謝罪・撤回する」という毎度おなじみの「茶番劇」も、すっかり板に付いた。
政権は高をくくっており、国民は諦めているのか?
諦める? 一体何を?
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追伸
この投稿の後、しばらくして
本人が発言を撤回したことを
TVニュースで知りました
ご報告まで
追々伸
150年以上前の紀州の殿様なら
切腹申し付けたであろうに
ゴメンで済んで何より重畳
わずか一票ですが。