藤沢秀行(本名・たもつ)名誉棋聖が11歳の頃
「囲碁倶楽部」誌のイベントに参加し
「最後の世襲制名人」本因坊秀哉(しゅうさい)に打ってもらった指導碁
「下手ごなしの名手」といわれた秀哉は「教え上手」でもありました
本手、本手と連打する「動じない白の打ち回し」で下手の技量を試します
藤沢の回顧談「その講評は、黒白双方の打ち方に教えられること多し」
今回から、途中譜を連載し、問題形式で「名人の次の一手」を問います
「白の作戦」は、いかにあるべきか?です
この局は、黒148手の正着をみて「名人」が投了しました
藤沢少年の棋力はアマ高段と認められ、後に実力制「名人」となります
【「5子局」~ 藤沢保少年(11)が本因坊秀哉名人に挑む の巻】
▼第1譜
白5の大々ゲイマガカリは
天元の黒一子を意識したもの
これ以上、広いヒラキは、もう一手守りが必要
「黒8は左辺に打ち込む場合であった」
(藤沢評)
◇
■問題=この後、秀哉名人が打った白の一手は?
白9を問います
???????????????????????????????????????????
碁会同人から解答を募りましょう
「着点」と「その理由」を明記
「本日午後5時」締め切り
→ とりまとめて正解をアップします
???????????????????????????????????????????
考慮時間は11時間ですが
早め早めの解答をお願いします
締め切り過ぎの解答は
掲載を見合わせます