【「民主主義が機能する」とは、徹底した公正無私の議論があってこそ】
東京の まさに ど真ん中
国会に近い千代田区麹町の議員宿舎は
「2LDK・75平方㍍」で
なんと家賃月額9万2210円
今月から約2500円減額され、
8万9642円になったという
参院の小委員会で議決されていた
建築後25年を経過したとはいえ
「相場30万円以上」の超一等地である
議員センセイの身勝手を象徴する出来事は
多数決イコール民主主義でも何でもなく
「民主主義は善で、独裁が悪である」とは
決して言いきれない好例と言えるであろう
「多数派は常に間違っている。
自分が多数派に回ったと知ったら、
それは必ず行いを改めるか、
一息入れて反省する時だ」
と指摘したのは
「トム・ソーヤの冒険」を著した文豪
マーク・トウェイン(1835~1910)である
組織論にしばしば引き合いに出される考えで
全員が賛成する事業や方向性は
常に危うさがつきまとう
この十年に強行採決を繰り返した
与党の国会運営の横暴と思い上がりが
国民生活の足元を昏くする根本原因となろう
▲良い独裁、悪い民主主義が、存在するか否か