囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

倫理観の欠如と多数決の横暴

2023年04月08日 | ●○●○雑観の森

 


【「民主主義が機能する」とは、徹底した公正無私の議論があってこそ】

 

 

東京の まさに ど真ん中

国会に近い千代田区麹町の議員宿舎は

「2LDK・75平方㍍」で

なんと家賃月額9万2210円

今月から約2500円減額され、

8万9642円になったという

参院の小委員会で議決されていた

 

建築後25年を経過したとはいえ

「相場30万円以上」の超一等地である

議員センセイの身勝手を象徴する出来事は

多数決イコール民主主義でも何でもなく

「民主主義は善で、独裁が悪である」とは

決して言いきれない好例と言えるであろう

 

「多数派は常に間違っている。

自分が多数派に回ったと知ったら、

それは必ず行いを改めるか、

一息入れて反省する時だ」

と指摘したのは

「トム・ソーヤの冒険」を著した文豪

マーク・トウェイン(1835~1910)である

 

組織論にしばしば引き合いに出される考えで

全員が賛成する事業や方向性は

常に危うさがつきまとう

この十年に強行採決を繰り返した

与党の国会運営の横暴と思い上がりが

国民生活の足元を昏くする根本原因となろう

 

 

▲良い独裁、悪い民主主義が、存在するか否か

 

 



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