囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

健康スイムのハマリ方㊦

2021年09月08日 | 雑観の森/芸術・スポーツ

「岩崎恭子の ゆっくり きれいに 平泳ぎ」(学習研究社)

 

 

 

【五輪に刺激され! 三十年ぶりスイム再開 の巻】

 

 

このノウハウ本は優れている。

普通は、4泳法をまんべんなく

無難にまとめているものだが

これは「平泳ぎ」だけに

特化している。

130㌻全てが、平泳ぎ。

 

さすが、あの

岩崎恭子である。

 

「ひとそれぞれに

体形や考え方が違いますが、

100人いれば100通りの

泳ぎ方が生まれるのが平泳ぎです」

 

「それぞれの人が

水泳の魅力を見つけられたら、

こんなすばらしいことはありません。

私にとっても最高の喜びです」

 

   *  *  *

 

中身を よく読むと、

わたしの泳ぎは

かなりダメである。

碁でいえば、有段ではない。

長く泳げるが、ちょいとしんどい。

おまけに、

ストレッチをテキトーにやっているので

あちこちが痛んでくる始末。

9月に入り水温が下がり始め

〝ナントカの冷や水〟で

このごろ体にこたえる。

 

「プールに入る前に

10分程度のストレッチングを

しましょう」

「時間をかければ

かけるほど

効果があります」

(第五章 ゆっくり、きれいに泳ぐ! からだの使い方)

 

「ストリームラインをしっかり保つ」

「キックでは、足の引き付け、蹴りの角度を重視」

「プルでは、肘を高く保ったまま両手をかく」

「平泳ぎはとてもテクニカルな泳ぎですが、

ゆっくり長くきれいに泳ごうと思えば、

何よりもコンビネーションを重視する」

「本来、泳ぐことは、とても楽しいこと。

生活の一部として長く取り組んでください」

(あとがき)

 

 

なにごとも

基本を疎かにしてはならぬ

愉しむことを忘れない

ということである。

 

「承知いたしました」

 

 


天然の味わい 岩崎恭子さま(40)の名言(迷言) 1992年バルセロナ五輪競泳女子200㍍平泳ぎで、伏兵ながら当時の五輪記録で金メダルを獲得。「14歳6日」の〝金〟は、当時の日本人メダリスト最年少記録となった。レース直後のインタビューで「今まで生きてた中で、一番幸せです」と語り、大人の世界を驚かせ、流行語になった。今年7月、「そんなことは言っていない」と言い張り、またもや話題を呼んだ。競泳の解説は超一流なのだが……。

 

 



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