【五輪に刺激され? 三十年ぶりスイム再開 の巻】
わたしが住んでいる大阪府高槻市は
南北に縦長の「楕円形」をしている。
東西にJR、阪急、名神高速が走る。
国土軸上にあり横移動は交通至便だが
南北は市営バス頼みである。
この春、小型バイクに乗り換えたのは
足回りをもう少し軽快にしよう
と考えたから。
10分、20分あれば、となりの茨木、摂津、
島本、大山崎、長岡京あたりがカバーできる。
そして、京都へも、である。
♪ 京都へは もうなんども いきましたね~
この夏、市南部の市民プールに通っている。
ここは唯一、屋外50㍍プールがある。
近くには、他に二つの温水プールがあって
高齢者ビギナーのわたしはオール半額。
一回260円で2時間ほど楽しんでいる。
市域は、
旧住宅地の南部、新興住宅地の北部
に二分されているが、
芸術・スポーツ施設の
多くは南部に集中している。
やっかいなことである。
四十年来、地元行政をウオッチしているが
一向に南北格差が解消されない。
同様の傾向は全国どこにでもあろうが
この国の民は慣れっこになっているのか
権利・義務の感覚が鈍いのか
民度が低いのか。
それをいいことに
いろいろな格差がほったらかしである。
目先の仕事に追われるばかりの
官公庁と納税者の貧困なふうを嘆きつつ
しかしこれは、ちょっと街乗りを楽しめ
ということか、と妙な折り合いをつけて
時間をやりくりし、せっせと通っては
健康スイムを楽しんでいる。