囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

武装ポリスの迫力

2019年07月18日 | ●○●○雑観の森

 

 

「観光名所トランプ・タワー」と「おのぼりさん」 の巻】

 

■昨夜、かつての同僚Oと先輩Nの3人で韓国料理店に行った。

■定年退職後に集うのは一昨年夏以来2度目。以前、3人がそろって社内にいる日は待ち合わせて昼食を共にした。出身地、大学、職種、年齢、家族構成、性格、趣味嗜好など全てバラバラだが、縁あって同じ部署にいた時からの仲である。

■同い年のOが今年2月、心臓と肺を病んで入院。相当危険な状態から持ち直した。「5㌔のダイエットになった」と、きのうは笑っていた。

 

          ◇

 

■おとなしくしていたと思っていたのに、先ごろ長男赴任先のニューヨークに、夫婦で様子を見に行ってきたという。

■最初はマンハッタン「トランプ・タワー」。多くの世論調査結果を裏切って大統領選に勝った直後、日本の指導者が馳せ参じた記念すべき場所。ここから日米の蜜月時代がさらに延長・強化された。

■キンキラキンの巨大ビルと、手にライフルを下げた武装警官。Oは「月並みだが、アメリカらしい風景。文化の違いを実感した」「警官は、ごっついライフルとラグビー選手のような巨漢。凄い迫力だった」といい、近くで写真を撮る蛮勇などなかったようだ。ともかく無事帰ってきただけでも上出来である。

■この男、温厚で人当たりのいい好人物ながら、口八丁手八丁の営業の鬼。超難関大学を優秀な成績で卒業したのに、忖度下手の「ごうタカリ(福島弁で頑固者)」がたたったか、小賢しい上司ににらまれて半端な出世でラリーマン人生を終えた。ヒトのことをとやかく言えないが、とかく組織は生きづらい。

■聞くと、自身の大病の前に、3兄弟の上の二人を相次いで亡くしていた。一方で、猫かわいがりの次男の結婚があり、相手先実家の青森や、挙式のためオーストラリアに行った。神戸・福島・青森・豪州・米国か。この歳で疲れが出ない方がおかしい。

■JR大阪駅で別れ、人ごみの中を少し歩いて振り向いたら、まだこっちを見ている。「次まで元気でいろよ」とつぶやいたら、一瞬、破顔した。

 

 

 

 

▼韓国料理ソウル梅田総本店 大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビルB1

 


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