囲碁漂流の記

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AIは死活が苦手?

2021年01月15日 | 雑観の森/芸術・スポーツ

 

並べるだけで強くなる ~ 虎丸の自選自解好局集より の巻】

 

*コラムより(抜粋)

 まだまだAIは万能ではありません。
 
 特に、大石になるほど死なない

 と勘違いしている傾向にあります。

 私(虎丸)はAIの弱点を理解しているので

 評価値を絶対的なものとして見ることはありません。

 AIとうまく付き合って活用するには

 AIに対する理解を深めることが

 重要だと思います。


         ◇


5年前に「人類超え」したAIは、

序盤がむちゃくちゃ強かったのですが、

中終盤に難点があるとされました。

それが修正され、今は序盤も中盤も強い。

そして、終盤も間違えません。

 

ただしAIは形勢有利と判断すると

あっさりした手を打って、

恥も外聞もなく安全策を取る。

一方、現代のトッププロは形勢有利でも

相手の勝負手にひるむことなく

最強で応じてノックアウト勝ちを目指す。

勝負を決めるのは、大局観か? 戦闘力か?

 

虎丸九段は「AIは死活が弱い」というのですから、

トッププロの攻めとシノギはよほどの水準なのでしょう。

このごろのわたしは、

人間の棋譜を並べる時は「最後まで」、

AI棋譜は「100手あるいは150手まで」、

という風に使い分けています。

 

じゃあ、戦闘力の鍛錬はといえば、

ネット碁はやめたし、詰碁本も積読状態だし。

「おうち生活」も2年目ですから、

考え直すべき時がきているのかもしれません。

 

▲AIアプリも小憎らしいほど手強い ~ でも、戦闘力は……死活が弱点かな

 

 

 

 

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<この項、とりあえず これまで>

 



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