女の子の命名ランキング2019
①葵 (ひまり)
②芽依(めい)
③凛 (りん)
④紬 (つむぎ)
⑤莉子(りこ)
⑥結愛(ゆあ)
⑦さくら
⑧葵 (あおい)
⑨澪 (みお)
⑩結菜(ゆうな)
「アカチャンホンポ」ホームページより
【梅は咲いたか 桜はまだかいな ~ 大和魂を巡る断章の巻】
梅一輪いちりんほどの暖かさ
芭蕉の弟子・服部嵐雪(1654~1707年)の「遠のく」 より
■江戸時代、花といえば梅だったが、
このごろはめっきり桜に傾いている。
女性の名前も「津田梅子」の「梅子」は遠くなりにけり。
当節「横峯さくら」「安藤サクラ」「カードキャプターさくら」などなど。
「さくら」「サクラ」「桜子」「櫻子」あたりが人気であるか。
「咲良」なんて“変わり種”も登場している。
◇
しき嶋のやまとごゝろを人とはゞ朝日にゝほふ山ざくら花
「古事記伝」「源氏物語玉の小櫛」などを著した本居宣長(1730~1801年)
■もともと桜は、基本野生種のヤマザクラのことであって
宣長が墓に植えてほしいと遺言に書いたのも
ヤマザクラの「樹木」のことだった。
◇
■誤解なきよう、まず申し上げておくが、
園芸品種のソメイヨシノ(染井吉野)もヤマザクラも
わたしは好きである。
いまや大衆的人気を誇るソメイヨシノだが、
そのこと自体に異議を唱えるヒトも少なくない。
小林秀雄などは、
あれ(ソメイヨシノ)は育てやすかったから
明治になって役所と業者が結託して
学校という学校に次から次へと植えたもの
虫害・病気に弱く、100年ももたない
「樹木」というより、むしろ「草」であるーー
などと、痛烈である。
全ての個体が単一クローンであるため、
突然変異以外に耐性を強化できる可能性もなく
確かに長生きが難しいのである。
ホンモノかニセモノかの論争は専門家に任せるにして、
美しさは、どちらも極上には違いあるまい。
わが坪庭の紅白の梅は咲き始めた。
さて、今春の桜見物はいずこへまいろうか
人の噂も七十五日 世間のうわさは長く続かず、しばらくすれば忘れられるものである(大辞林)
さて、その頃、サクラスキャンダルはいかに?
お得意の「75日作戦」で乗り切れるか?
鎮火するか?
火だるまか?