囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

猫の手も借りたい 

2020年08月06日 | 雑観の森/政治・経済・社会

 

このはし渡るべからず

一休さんが、橋を渡ろうとすると
「このはしわたるべからず」
と書いてある

「この端(はし)渡るべからず」
と、切り返した一休さん
橋の「真ん中」を堂々と歩いていく

後日「真ん中も歩いては駄目」
と難癖を付けられても
「橋に乗らねばよいのだろう」
敷物を広げ、その上をスタスタ、スタスタ――

        (頓智の説話「一休咄」から)

 

 

もう、何を言ってるのか ~ 悩ましいね ビミョーな立場 ~ だって家来だもの ~ 殿サマ? 雲隠れ? 夏休み? の巻】

 

家に居ろ!

旅行には行け!

経済を回せ!

夜の街に繰り出すな!

お盆の帰省は注意せよ?

 

はて、どっち?

これ頓智?

アクセルとブレーキを踏み間違えそうな大衆

ああ、疫病騒ぎは、いつまで続くのやら

そして、この操縦不能なお騒がせはいつまで?

もう、お話になりませぬ

 

 

         ◇

 

 

麻雀でもやろうかという程度の気分のとき、
メンバーの四人目が見つからないと、
無性にやりたくなる
    吉行淳之介「麻雀好日」(昭和52年)

この後
「『猫の手も借りたい』という諺は、
このためにあるようにおもえてくる」
と続く

 

 

▲有志の碁会も、昨今は、相手を確保するのに一苦労
リアル碁も誰かに逢わねばできぬ、というワケである

こちらも「猫の手も借りたい」

 



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