囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

我流/囲碁本の選び方・使い方

2022年03月14日 | 雑観の森/芸術・スポーツ

 

【5級から初段へ、初段から三段へ

ちょっとした工夫と習慣により

楽してステップアップしましょう】

 

 

万年5級、万年初段のお悩み解決のため

千円図書カードで買えるオススメ囲碁本を

わたしなりにご紹介してまいりました

 

級位の方の何人かは既に購入し

また何人かはこれから購入する予定

と、例会でお聞きしました

 

この数年、

かなりの数の囲碁本を買い込みましたが

「買って良かった本」

「読まずに積んである本」

さまざまです

 

そこで

「選び方」やら

「使い方」やらを

恥ずかし気もなく

〝告白〟します

 

ご参考になれば幸い

ならなくとも

ムダでもありますまい

 

 

【選び方】


一、活字や局面図が「大きい」こと

  (昔の本は老眼鏡があっても読みづらい

  内容が良くても目が疲れては長続きしない


一、局面図の「隣」に、解説文が載っていること

  (レイアウトがすっきりしていないことには

  図と文の往復で疲れてしまって

  いずれ「投げ出し」の原因になる

  解説文は簡潔であると大変よろし)


一、著者・監修者の名前につられないこと

  (多くの囲碁本はゴーストライターが執筆し

  有名プロがチェックしているだけのものが多い

  どこまで関与しているかは、中身をじっくりと

  読まなければ分からないし、そもそもが

  著者名よりは中身なので、さほど意味なし

  ただし、応援するプロを決めることは善)

 


【使い方】


一、買ったら、まず、カバーは捨てること

  (じゃまなだけ。私はカバーと本体を「液体のり」などで

  完全密着させて、読んでいてズレないようにしている)


一、購入日と購入場所を最後のページに書いておくこと

  (活用しても、活用しなくても、買った時の気持ちや

  当時の棋力などが思い出せるので、これも楽しみになる)


一、解答図の最初の着点(正解のみ)に赤丸を付けておくこと

  (これを覚えておく。問題図と解答図だけを何度も見比べる

  実戦で直覚しなければ、何も始まらない

  目で脳ミソに正しい着点を念写しましょう)


一、正答が分からなかったページを折っておくこと

  (わたしはページの角を小さく折っておく

  ちいさな付箋を付けておく場合もある

  2回目に「出来なかった問題だけ」を通しで挑戦する

  挑戦した年月日を書き止めることも大変良い習慣)


一、置き場所を決めておくこと

  (買ったら、すぐに最後までパラパラと目を通す

  これは「手元」、これは「トイレ」、これは「枕元」

  この囲碁本と共にいる、という愛がなければダメ

  特に「トイレに行けば1㌻見る」という習慣が効果的

  ただし家人に叱られないような配慮は必要である)

 


【まとめ】


一、買ったら、ひたすら汚すこと


一、きれいに使って古書店で売ろうなどと絶対に考えないこと


一、赤ペンや、ピンクや黄色のマーカーで

  印を付けると、やった気になる

  「やった」という気持ちが自信になる

  色付けにより実戦で思い出すことも多い

 

 

 

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