囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

理想主義の起こり

2020年12月16日 | 雑観の森/政治・経済・社会

 

GoToトラベルの全国一時停止

 ~ なぜ、遅きに失したのか の巻】

 

 

アイデアリズムとは

理想を標準として一切の行動を制約して

全て諸般の事柄を説明せん、とする主義であり

古代ギリシャの大哲学者プラトン(紀元前427~347年)が

アテネの郊外に設けた「学苑アカデミー」において

創唱したものであった。

 

その後の長い歴史のなかで、根本思想の底流の一つとなり

その上を長い政治経済の営みが続いてきたといっても

過言ではない。

それは天下国家を語る場合だけにとどまらない。

理想を踏みにじる場面がしばしば現れたとしても。

 

 

 あさみどりすみわたりたる青空の

      広きをおのが心ともがな

               明治天皇

 

 

 

理想主義 理想を立て実現しようとする立場。空想的、観念的な性格を持つが、現実を改革する重要な基盤ともなる。アイデアリズム。

 

 

菅義偉内閣(すがよしひでないかくと読む。「かん」ないかくではありません。俗にガースー内閣、そのコロロは清々しいから? なんてまさかね) 2020年9月16日成立。 自滅気味の第4次安倍政権の後継としてスタートし、記録的な高い支持率を記録したものの、わずか3カ月で急落。「不支持」が「支持」を逆転した。「勝負の3週間」にも勝負しない迷妄ぶりや「ヒトに厳しく自分に甘い」自己チューぶりまでも継承したあたりが、致命的ではあるまいか。越冬できるかどうか。「まさに正念場」にある。ただし、国家のではなく、政権の ではあるが。

 

 

首相の夜会食、問題視せず 加藤官房長官「注意払っている」
(2020年12月15日 21:34 共同通信)

 加藤勝信官房長官は15日の記者会見で、新型コロナが拡大する中、夜の会食を続ける菅義偉首相の対応が適切かどうか聞かれ、問題視しない考えを示した。「首相は必要な注意を払っている。会食目的と感染防止対策のバランスの中で個別に判断することが重要だ」と述べた。

 首相は年末年始の「Go To トラベル」停止を決めた14日夜、経営者ら約15人と会食。その後、自民党の二階俊博幹事長ら5人以上が集まったステーキ店に。

 加藤氏は、5人以上の飲食について「感染リスクが高まる」と注意を促している政府対応との整合性を問われ、「5人以上と一律に決めるものではない」と釈明した。

 

<きしゃかいけんでも なにをいっているのか さっぱりわからぬとは これいかに>

 

 



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