【「名人の本手」シリーズ ~ 賞品ないクイズの「最後までよく頑張ったde賞」 ~ できないことが恥ではない 恥は別のところにある の巻】
「賞品のないクイズ」として出題していた
「名人の本手」シリーズに最終盤まで食らい付き
解答を寄せてくださった碁友らに賞品を贈りました。
1週間ほど前、自宅にポスティングです。
既にブログで出題したものばかりを集めたもので
実戦によく出る死活問題です。
計32題ありますが、
すべて左右に問題と正解を並べました。
ここがポイント。
「考えて解く」のではなく、
「急所と手順を図形として覚えてしまう」のです。
大体、四段ぐらいまでは、死活があいまいなものです。
わたしもそうですから分かります。
五段の壁に当然、難儀します。
まだ見ぬ六段の高峰に至るには
難解詰碁にどれだけ挑戦し克服したかによる
と誰何します。
五段と六段との差は何か?
上手と打っていて
打った後にすぐに後悔する手が必ず出るのが五段。
そうした手拍子やポカがほぼないのが六段。
体験的にそう感じます。
ですから、五段の中には「打ち直し(反則)」の
恥ずかしい癖が直らない人が散見されます。
(正確に言いますと、有段の資格はありません)
それはさておき、基本死活をやれば
初二段までなら、3カ月後、棋力は必ず上がります。
楽しみですね。
そうなるか否かは、あなた次第ですが……。
▼右側を隠しておいて、左の問題三つができますか?