【口は出すが、手は出さないヒトたち】
4月1日の碁会総会に続き
同23日に自治会総会があり
先行き不透明で混迷不可避のなか
〝見応えある論争〟を切り抜け
なんとか原案通り終了しました
コロナ時代の3年は、かつて経験したことのない状況下で
〝リモート主体のコミニュケーション〟が不可避となり、
発信者・受信者ともども、もどかしい日々でした
取り残された化石人間(失礼!)には
生き辛く不愉快なのは重々理解できますが
「やむ負えないことだった」と納めてくださいませ
メール、ブログ、lineを使って
さまざまな情報が行き渡るように
腐心せざるを得ませんでしたが
発信者と受信者との情報格差が
どれほど埋まったかは心もとありません
あと何年か経って、振り返ってみたいと思います
この間の人間ウオッチングで
わたしは多くの教訓を得ました
二足の草鞋を履いた最後の一年について
つれづれに独り言ちてみます
◇
まず年一度の自治会総会は「住民の半数以上」が
成立要件ですが、出席者はわずか1割強でした
新旧の役員が大半で、あとは〝論客〟が数人
委任状を出している世帯が8割でした
〝無反応で総会スルー組〟もそこそこいます
〝論客〟も、口を開けば玉石混交で
なかなかの雄弁で筋金入りもいれば
的外れ・脱線のザンネンな御仁もいます
大半は高齢男性です
一方、持ち回りが続く役員会の構成は
女性が多く、男性の多くは出てきません
総会で
〝ひとこと言ってやろう〟とばかり
能弁になるのは勝手ではありますが
だったら、役員に立候補してはいかがですか
と思うのですが、〝いっちょかみ〟が
彼らのスタイルなのかもしれません
高齢者ビギナーのわたしなどは
ああはなりたくないと思うのですが
こういう人と仲良くできそうにない
と思うのです
これからしばらくは
〝群れ〟とは距離を置こうと思います
こんなことばをふと想い出しました
「孤独は必要です
凡俗になってはいけません
そうすれば
どこにいようとも
無人の荒野にいることができます」
(ドイツの詩人アンゲルス・シレジウス)