トップの写真は今週号のTIMEです。
変な表紙でしょ。
「あなたが表紙!」っていうコンセプトで、鏡みたいになってるんです。
何故なら「あたなが今年の"Person of the year"」だからです。
写真は今週号だけど、ネタは先週号。
私がTIMEを読むのは風呂場なので、読むのが1~2週遅れるのです。
湯気で紙がうねるので、今週号を読むのもちと気が引けるじゃない?
先週号で何がおもしろかったって、コレですよ。
英語の原文を無視して日本語訳すると「スターバックスの展望」。
The Big Gulp at Starbucks -TIME
スターバックスの現在の店舗数は
12,440店。
目標店舗数はマクドナルドを凌ぐ
40,000店。
当初の目標は30,000店かそこらだったけど、増やしたのさ。
強気だね。
スターバックスはこれだけ大きな会社なのに、小さな会社振っている。
店内で「USA Today」じゃなくて「New York Times」を売ってるのも、社長が「そっちの方がいいと思った」からだし、新しい飲み物を発売する時には社長と幹部に直接判断を仰いで、彼らがOKと言わないことには商品化出来ない。
まあ、そんなことはどうでもいいけど。
目標は3分以内に飲み物を出すこと
このためにセミオートの機械からマニュアルに変えたそうです。
実務的にどう変わったのかはぜ~んぜん分からないけど、マニュアルの方がエスプレッソを入れるのに24秒節約出来るんだって。
それでも、この目標を達成出来ている店舗は全体の60%以下。
これはすなわち、会社にとって100万ドルの損失らしい。
そして目標達成のためにまだまだ試行錯誤してるんですって。
同時に、「笑顔で接客すればちょっと遅くても勘弁してくれる」という事実もしっかり認識している。
店内に食べ物の匂いを充満させない
コーヒーだけのお客さんが、コーヒーの香りを十分楽しめるように。
正確にはこうは言ってなくて、「If our espresso-only or drip-only customers suffered, it wouldn't be worth doing.」ってことらしい。
このため、匂いが外にもれない特製のオーブンを使っているんだって。
この特製オーブンにこだわってるせいで、損してる部分もあるんだけどね。
ここまで気を使って作っている朝食用のあったかいサンドウィッチは大都市では大成功し、
各店舗で年間35,000ドルも売り上げがアップしたんですって。
といっても、
30,000ドルは冷たいサンドウィッチとサラダらしいんだけどね。
でも、あったかいサンドウィッチを出したことによって選択肢が増えて、集客力がアップしたんだろうね。
あったかい昼食やキッシュも、現在テスト中らしいよ。
売り上げの60%は午前10時前
いつでもどこでもある程度混んでるけど、朝は確かに行列だもんね。
これを改善するためにも、ホットランチやキッシュを試しているのです。
マックとかバーガーキングがコーヒーの質を高めてるから、スタバも食べ物の質を高めないことには対抗出来ないってこともあって頑張っているらしい。
でも、そうやって色々作るものを増やすと、例の特製オーブンではムリがあるみたい。
ドライブスルーは儲かる
個人的にはドライブスルーは好きじゃない。
お持ち帰りでも店内に入って商品を選びたい。
でも、アメリカでは売り上げにえらく貢献しているらしい。
アメリカ人はドライブスルーが好きなんだね。
コンビニに寄ってジュースを買うより、スタバに寄ってドライブスルー。
かどうかは知らないけど、その位のお気軽さで利用されてる感じだね。
そんなわけで、来年にはドライブスルー対応を600店増やすそうです。
新規オープン店の60%近くにドライブスルーを併設してるんだって。
今後の展望その1
自動販売機の設置
スタバの自動販売機。
といっても、瓶に入ってる巣束のコーヒーを売るわけじゃない。
ユニマットとかでコーヒーを中で炒れてるマシーンがあるじゃん?
あれのスタバ版。
これが来年にはアメリカ国内の鉄道駅とかでお目見えする予定。
今後の展望その2
目指すはCoffee Merchandiser
そのまま訳すとコーヒー販売会社になっちゃうけど、実際はそれ以外に力を入れて一種のセレクトショップみたいになっていく様相を呈している。
目標とする店舗は「It is lively and crowded, with a lot going on at once. If you ask nicely, you can even get a cup of coffee.」と表現されている。
それを体現したかのようなイリノイにある店舗では、店内にずら~っと本棚があるし、食べ物のショーケースの横にはCDはもちろんDVDが並んでいて、コーヒーを用意するスペースは従来の3/4程度で済むように工夫を凝らしてあるそうだ。
スタバのホームページの店舗検索を見るとその様子がちょっと分かる気がする。
何しろ「Store Type」をこの中から選ぶようになっているから。
・Retail Stores
・Airport Stores
・New Stores
・Wireless Hotspot Available
・Lunch Available
・Urban Coffee Opptorunity
・Coming Soon
・Drive Through Window
こんなの他のとこで見たことないよ。
住所だけじゃなくてお店のタイプまで選ぶなんて!!
つらつら長くなったけど、この辺でおしまい。
記事は私にはとてもおもしろかったけど、まとめるとつまんないなあ。
最後まで読んだアナタはえらい♪