ビジネス(だけではないが)では、特に経営者や営業職は、人脈を作ること(増やすこと)が重要だと言われる。
何のために人脈を作るのか?
多くは、困ったときに助けを求めたり相談できたり、お願いする相手が増えるのが自分の財産だと考える。
「一声かければ、たくさんの協力者が集まる」こんな魅力が人脈作りの目的と考え勝ちでは無いだろうか?
私から言わせば「順序が全く逆」である。
もちろん、頼ることもあるし、大いに助けられることもある。
しかし、人脈というのは「困ったときに自分に相談してくれる人たち」のことで、頼るために作るのでは無い。
人間の喜びは「誰かの役に立ちたい」「困っている友達がいれば、助けてあげたい」というのが根底にあると私は思う。
あまっちょろい性善説と言われようが、私自身が生きてきて、今実感していることである。
コミュニケーションや信頼というのは「先ず、自分から」という意識を持ちたいものだ。
「必ず自分が先に相手を信頼する」というのが重要だと思う。
「他人と過去は変えられない」のだから「常に自分から」である。
経済に疑問を感じ、尻が青いと感じたり言われたりしたことが在る貴方なら分かるのではないだろうか。