皆さん。こんにちは。
今大変な状況の中、多種の被害が起こっており、被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます。
以前から「免疫」については、自分なりにある程度の理解と勉強をしておりましたが、かなり中途半端だったので、種々の疑問が湧き起こりまして、今になって整理をしておこうと記事を書いております。
基本的な免疫の概念に役立てばと思っております。ただ、この記事を鵜呑みにせず、ご自身でしっかりと調べて「知恵」にして頂けることを願っております。
私自身は、元々IT技術者+IT会社経営→ネット通販事業・整体+会社経営という立場ですから、免疫学などの専門ではございません。(専門でないからこそ、概念的に捉えることができると思っておりますが)
免疫と抗体は、何となく知っている方は多いと思います。そして、「免疫力アップが大切!」という事も良く耳にします。それでは、頑張って説明したいと思います。
抗体は、ウィルスが体に入ってしまい(罹患)、その後治癒する過程で作られ、かつ、そのことを体が二度と忘れない(抗体記憶)特性を持っている物です。
免疫力が高いと病気になりにくいというのは、罹患する前に体の免疫(抵抗力)がウィルスに対抗してやっつけてしまい、罹患しないという事です。
罹患前にウィルスをやっつける免疫を「自然免疫」と呼び、負けた場合に「獲得免疫」の機構が働いて「抗体」が生み出され、さらには、記憶される。という事です。
これらの機構を駆使して未知のウィルスから常に守られています。罹患して症状が出た場合でも、その後のために、完璧なまでに記憶してくれます。そして全てオートマチックに働いています。驚異的な仕組みですね。これが私たちが生まれながらに持っている免疫システムですね。
ワクチン(予防接種)は、ここでは詳しく書きませんが、人為的に「どう変異するか分からないウィルスを血中に直接入れて抗体を作り出す」という代物で、完璧な免疫システムからはかけ離れた概念だと思うのです。突然、未開の地に足を踏み入れなければならない特殊な場面では非常に効果を発揮すると考えられているようですが、衛生管理が行き届き世界一清潔な日本では、もはや...
私が子供の頃は、はしか、水疱瘡、おたふく風邪などは、必ず子供の頃に罹患して「生涯免疫(抗体)」を持つのが、当たり前でした。今は「任意」で予防接種があるようですが。
誰もが自然に持つ免疫システムがいつも完璧に動くような生活を送る。これが「免疫力アップ」以外の何者でもないと思います。
人智で考え出して部分的に意図的に取り出した栄養(?)を組み合わせたサプリを摂るより、自然な食物から多くを得た方が理にかなっていると私は考えています。
日本人は、大昔から素晴らしい食文化を持っています。海藻も素晴らしいです。外国の方が海藻を沢山食べると下痢します。海藻を分解する微生物が腸にいないからだそうです。肉やお酒は逆ですね。だからこそ、日本人に合った食生活を送ることが「強い免疫を持ち続ける」ことへの最短距離だと思います。
ホールフーズも良いと思います。人智で考えて、バラバラにするとろくな事はありません。もちろん、毒素を取り除く技術が食生活で生まれているのも事実ですから、例外もあるでしょう。
摂りすぎると害になると多くの人が知っている、砂糖や塩に関しても「自然のままで、害だけを取り除く」昔ながらの製法であれば多くのミネラルを含んでいます。バランス良くミネラルを含んだ塩であれば、摂りすぎても排泄され、大抵問題ありません。
自分たちの体を基本に立ち返って、正しく概念を知り、最高の免疫力を持ち続け、今回のウィルスにもこれからのウィルスにも対抗して行きたいですね。
大切な人達と長く楽しみたいですから。