企業は、「売り上げを最大にし、コストを最小に抑える」ことで、最大の利益が得られます。
とても当たり前です。
利益を生み出し、納税し、継続し、雇用を生み続ける。
これが、社会貢献になります。
よく、「業績が悪化したから経費を抑える」というアプローチをみかけます。
ちょっと考えると当たり前で、普通である気がします。
実は、それではコストは大して落ちないと思います。「コストを最小に」は、かなえら得れないと思います。
業績不振の際のコストダウンは、スピードが必要ですから、「効果が最大」であるものに集中して向けられます。
最悪なパターンは、人件費の削減ですね。(即効性はありますし、経営層に対してはよいかもしれません)
要するに、大きくかかっているコストに着目し、業績が改善されるとコストも元に戻します。
ですから、またコストがかさむようになります。
「使えない」という我慢が基本に来ますので、長続きしませんね。
コストダウンのコンセプト
- 無駄なものを排除するのがコストダウンである
- コストダウンは、継続して行う。(落とし続ける)
- 人件費は、コストではない。
- 1円でも下げることを考える
- 毎年の目標を設定する。
- 緊急避難(急を要する)時は、大胆に発想する
- このコンセプトを社内で共有する
最後の項目は、かなり重要です。
- 会社のものを、自分のものとしてとらえる
- コストダウンの「有益」さを理解し、ポジティブに捉える
- コストダウンを楽しむ
- コストダウンは、利益につながり報酬が増加する
こういった、心構えの部分が社内に浸透しないと、コストダウンは「けちくさい」「面倒だ」「意味があるのか」など後ろ向きになって、全社的な協力が得られません。
早く取り組みたい項目です。
あの社長さんは、ミンチ製造ではかなり有名で優秀な人(会社)だったそうです。こんなミンチがほしいと言えば、ちゃんと用意してくるのだそうです。
それはコストダウンでなくて、詐欺ですよね。
しかし、腐った肉を混ぜられるとは…
工場長さんは、記者の「なぜ指摘しなかったのか?」という質問に、「(社長)は雲の上の人ですから…」と答えてました。
こういうことがあると、必ず芋づるで同じようなことが発覚しますので、注意が必要ですね。
いつもありがとうございます。
すごいコストダウンですね。
しかし、結構多いような気もします。
裸の王様が一番怖い!