サンタの季節になりました。
町のあちこちに、競うように電飾が見られ、とても夜が美しくなっている今日この頃です。
先日の日曜日に、クリスマスツリーを出して子供と一緒に飾りました。子供は、毎年この時期が来るのをとても楽しみにし、ツリーの電飾がともるととてもとても喜びます。
しかも、友人からとても素敵なサンタクロースをいただきました。(ありがとうございます。子供はとても喜んでいました)
こどもが幼稚園の頃、お隣の市の教会にクリスマスイブの前日に遊びに行きました。教会ですので、無料開放で、色々と子供たちが喜ぶイベントを協会の方とボランティアの方で繰り広げられました。
へぇ~、色んな活動をされているかたがいるなぁ~、すごいなぁ~。ありがたいなぁ~。
我が子や、他の子供たちが喜んでいる姿を見て、とても暖かな気持ちになることができました。
終盤、そこの神父さん(日本の方)がサンタの姿で現れ、少しお話をされました。そのとき、強烈に印象に残ったことがあります。
みんなは、いいこでいるかなぁ~
いいこでいないと、プレゼントのかわりに炭(すみ)をおかれるよ。
サンタの戒めです。
人間が作り出した地獄という概念、悪いことをしたら裁かれ二度と天国に行けないような印象。ここにもありました。
子供に言いました。「炭はぜったいにない。大丈夫だよ」。
私のサンタの概念には、全くない、とんでもないお話でした。
全ての人は、平等に愛されている。
太陽は、分け隔てを作って降り注ぎますか?
人に迷惑をかける、傷つける行為。いいわけはありません。
しかし、こういった種の「戒め」から、愛と光を見続け、愛と光に包まれた子供たちが育つでしょうか?
とても悲しい気持ちになりました。
「ごめんなさい。ありがとうが言えるよね。だからみんな、とってもいい子だよ」サンタの本に書いてありました。素晴らしい表現と思います。
子供たちが強いのは、世界中の大人たちが演じるサンタが凄いのは、こういう出来事も超えて、「無条件の愛」を降り注ぐことができることです。
サンタは、決して間違った道を歩みません。曇りのない大きな無条件の愛で、これからもずっと、子供たちを照らし続けると思います。
サンタクロースとサンタクロースを生み出した大きな存在に感謝しながら、ことしもクリスマスを楽しく楽しく祝いたいと思います。
皆様もご一緒しませんか?