働く原動力

戦後洗脳教育を正しい国家観に戻すことで、希望が湧き日本を取り戻すことが出来ると思っています。心身の健全さを取り戻そう!

視点

2007年05月11日 15時55分02秒 | 原動力

企業内での役割は、主に視点の違いによって異なるのだと思います。

一般的に、「社長より優秀な社員はいない」と言われていますが、これは、その企業が社長の視点で作られているからに過ぎません。

ですから、この「優秀な」というのは、言葉の意味をそのまま受け取りのは間違いだと思います。

社長の視点・考えで会社を進めているのだから、社長より深く社長の考えを理解しているケースはあり得ません。

また、社長の視点は、社内で最も将来に向いている必要があります。要は、遠いところを見ている訳ですね。

そして、現場に近づくほど足下を見る訳です。

当たり前ですね。現場が先のことばかり考えていたり、社長が現場仕事ばかりやっていたら、組織は破綻します。

視点が異なる→役割が異なる。

単にこれだけのことで、「社長が優秀」なわけではないと思うのです。

先ばかり見ているから、そういう情報の集め方になり、将来のことを語ることになります。それを聞くと、「さすがに将来を見ているな~」となるわけですが、当たり前なんですね。

もちろん、言い出しっぺで会社を始めて、想いを語り、みんなを引っ張っていくという能力というか、適正を保持しているケースは多いでしょう。

しかしそれは個性であって、人間の優秀さを決めるものではありません。

社員が社長より遠くを見て、方向性を示せるのであれば、社長に物足りなさを感じて退職するでしょうね。見ている将来が異なるわけですから。

ですから、「社長より遠くを見ている社員は少ない」のは、事実だと思います。(もちろん、局所的には十分あり得る話なので、大局的な部分ですが)

常に原点に戻り、自分を理解して、進んでいきたいと思う、今日この頃です。


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