宮代学園台自治会

宮代学園台自治会の歴史と誇りを認識し、
つぎの世代へと引き継いでゆく
日々の足あとがこのページに刻まれます。

コロナ禍の熱中症予防について

2021年05月13日 | お知らせ

コロナ禍で生活様式が変わる中、熱中症の危険性がより高まると専門家が指摘しています。暑い中、マスクを付けて外出(運動)したり、人ごみに入ることは、感染以上に熱中症の危険性を高めてしまいます。特に、体が暑さに慣れていない梅雨の晴れ間や梅雨明けの時期が最も危険と言われています。

先週(5月3日~5月9日まで)の全国の熱中症による救急搬送人員は、220人で、埼玉県が22人で最多でした。全国の中でも埼玉県は気温が上昇しやすいのかもしれませんので、まだ5月ですが、この時期から注意が必要です。

6~9月の全国の熱中症による救急搬送人員を過去のデータを比較すると、2年前に平成30年の9万2,710人がこれまでで最多であり、令和元年は3割近く減って6万6,869人、令和2年は令和元年から2,000人減って6万4,869人でした。減少したとは言え、平成29年以前に比べると高い水準と言えます。

先週(5月3日~5月9日まで)の新型コロナウイルス感染症に伴う救急搬送困難事案が2064件と増えているところに、これから夏に向かってそれ以上の数の熱中症救急搬送が発生することが予想されます。感染症の高熱とすぐに区別できない症状例などを考えると、危険がより増幅していることを頭に入れておかなくてはいけません。

熱中症はご自身の知識とご家族・ご友人への気配りで十分に予防ができる疾病ですので、次のような動画を参考にして対策して頂くとよいと思います。熱中症での救急搬送を防いで一件でも少なくすることで、新型コロナウィルス感染症あるいは他の疾病・事故での救急搬送の混雑を緩和できるので、わたしたちの日々の熱中症への注意・対策が大切になります。

 


「親しい友人なし」3割、国際比較で日本が最大

2021年05月12日 | ニュース

家族以外で相談や世話をしたり、されたりする親しい友人がいるかを尋ねたところ、日本は31・3%が「同性、異性のいずれもいない」を選んだ。他の国で同じ質問への回答は米国14・2%、ドイツ13・5%、スウェーデン9・9%であった。

日本、米国、ドイツ、スウェーデンの高齢者を対象に実施した内閣府の国際比較調査で、日本の高齢者は約3割が親しい友人がいないと回答し、4カ国の中で割合が最大だったことが本日(5/12)、広く報道された。これは、2020年12月~2021年1月に4カ国の60歳以上を対象に行なわれ(内閣府では同様の国際調査を5年ごとに実施しており)、約5千人(うち日本人は1367人)が回答した調査の結果である。

近所付き合いの希薄さが目立っており、高齢者の孤独防止対策が急務と言われているが、「遠くの親戚より近くの他人」ということわざが日本にはあり、地域コミュニティの大切さもよく分かっていると思われる。

 

 


【文化体育】ライブという文化が消えていく

2021年05月08日 | コラム

この前にライブという熱狂を味わったのはいつか覚えていますか。先日、新型コロナウィルスという人災が、黙食という形でライフスタイルや文化に影響を及ぼしていることを記しましたが、もう一年以上、私たちはライブという文化を失っています。

緊急事態宣言の都府県では、床面積1000平方メートルを超える百貨店やショッピングセンター、ゲームセンターなどに引き続き休業を求めています。小規模の商業施設についても、酒類やカラオケ設備を提供する飲食店への休業要請を継続しています。

卓越したアーティストの演奏やスポーツ選手の技を自分の目と耳と体で感じられないだけでなく、わたしたちがお互いに面と向かって話すことさえできません。このような日常は、文化的生活とは言えないのではないでしょうか。

オリンピックは無観客でテレビで見ればいいし、音楽・エンターテーメントもネット、テレビあるいはDVDレンタルがあるし、ゲームやショッピングはもう既にネットで十分楽しめるので構わないという人たちもいるとは思います。しかし、ライブでしか伝わらない極致は歴然と存在していて、それを追い求める人たちがいたから、私たちの文化・文明は発展してきたのではないでしょうか。

ステイホーム向けにドラマスポーツ音楽番組などのエンターテーメントがネットで流行っていますので、まだ、ライブの臨場感や熱狂の記憶が残っている間に、私たちが何を失おうとしているのか、よく体感してみてはいかがでしょうか。

上で最後にリンクした「ひとかど。」というインタビュー番組をネットで見ていてふと気付いたことを一言加えておきます。「ひとかど:一廉 または 一角」とは、ひときわ優れていることです。日常英語でも「grow up to be something」という表現が使われます。一人前になることであり、それは一芸に秀でることになるでしょう。大人になって社会の役に立って、その見返りとして報酬を得て生活する、家族を養っていく、ぐらいに広い意味を持ちます。

「ひとかど」の人間はどのように育成されるかを考えていて心配になりました。清廉に物事の角を押さえることで自然と到達するかのように表現されていますが、それは本人が渾身の力を傾け、かつ先達の指導者が全身全霊で育むことではじめて到達される境地ではないでしょうか。そしてその過程には必ず、本物にライブで感動し、対面で体得するプロセスがあるのではないでしょうか。

スポーツにも芸術にも伝統的な型として「道」「家」ようなマニュアルはありますが、実際の才能・技能は徒弟のような人と人とが深く接する方法でしか引き継がれないのではないでしょうか。ネットを見てモノ真似して、安易に到達できる性格のものではないように感じます。

私たちがライブという文化との接点を失うことは、私たちが成長して生きていく、「ひとかど」を成す基盤、すなわち存立の基盤を根底から失っていると言えるかもしれません。

文責:福井宏

 


緊急事態宣言と“マンボウ”の期間を5/31まで延長

2021年05月07日 | ニュース

まん延防止等重点措置期間の延長

さいたま市、川口市、川越市、所沢市、草加市、越谷市、蕨市、戸田市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、富士見市、ふじみ野市の14市および三芳町の、計15市町に対し、5月11日までのまん延防止等重点措置を5月31日まで延長する方向が決まりました(詳しくは埼玉県HP知事の発信など参照)。

宮代町の感染者はGW中14人増えて合計135人となりました。宮代町は引き続きマンボウの対象地域にはなっておりません。

緊急事態宣言の延長と都道府県の追加

東京、大阪、京都、兵庫の4都府県の緊急事態宣言は5月31日まで延長され、加えて愛知、福岡の2県に緊急事態宣言が追加して発令をされます。


学園台年少人口:90人

2021年05月05日 | お知らせ

宮代町が調べている「学園台地区の年齢3区分別人口の推移」によると、2020年1月1日時点の学園台の年少人口は90人、年少人口比率が7.4%となっています。2010年代後半に年少人口は微増していましたが、直近は再び減少傾向になっています。

学園台地区の人口総数は、2012 年の 1,377 人から 2020 年は 1,223 人と減少傾向にあります。高齢人口比率が、2012年の38.7%から2020年は11.7ポイント増加の50.4%で、2016 年以降は生産年齢人口比率を上回り、住民の半数以上が 65 歳以上となっています。 

これに伴い、生産年齢人口比率が大きく減少する一方、年少人口比率は微減に留まっており、少子化の進行は相対的に少しだけ遅れています。町全体の5歳年齢階級別人口の推移では、年少人口比率は2045年になっても9.8 %を維持できる予測になっていますので、現在の学園台年少人口比率(7.4%)は特異な状態と言えるのかもしれません。町の平均年少人口比率には、約30人の出生(あるいは養子受け入れなど子供数の純増)があれば到達できます。

町全体との比較のために、町の人口動態調査も添付しておきます。

 


花いっぱいと家庭菜園

2021年05月05日 | ニュース

自治会では、近くの公園と学園台グラウンドの花壇で花を育ててみんなで楽しむ「花いっぱい運動」を推進しており、近隣のボランティアの方々が運営してくれています。

広い庭がなくてもベランダや小さな庭、プランターを使うことで狭いスペースでも自分流の花づくりを楽しむことができます。野菜をお家で育てて収穫して、食べて楽しむ家庭菜園も流行りです。

gooブログでも家庭菜園の記事を数十人が毎日更新しているので参考になります。GreenSnapのような植物専門SNSサイト図鑑アプリランキング1位)は、花や家庭菜園の愛好家をつないでくれます。これまで専ら自身の趣味の世界であったこだわりの工夫や写真が、全世界の同好者の間で共有されて、より深くつながって幸せも共有できます。

丹精こめて育てた花は、自分でも鑑賞して楽しめますが、通行の方の目やネット住民の目も癒してくれます。自分で育てた野菜は新鮮で格別に美味しいです。手入れがしやすい庭やベランダなら、病害虫予防もできるので無農薬栽培にもチャレンジできます。この時期が、お花づくりや家庭菜園をはじめるチャンスです。

 


田んぼの向こうが学園台

2021年05月04日 | ニュース

GWは学園台に住むわたしたちの多くは、お庭のお手入れをしたり、お散歩したり、遊園地に出かけたりして過ごします。   

ご近所の農家はGWが農繁期です。 田植え、畑の野菜作り、果物の花の受粉など、  朝から晩まで“猫の手も借りたい”忙しい毎日になっています。

作業休憩のときに腰を伸ばして、   眺める田んぼの向こうが学園台です。


【文化体育】憲法記念日に感染症予防を考える

2021年05月03日 | コラム

これは先日(5/1)の役員会での議論のひとコマです。

「子供会がほとんど活動できていないようなので、部屋(集会所)の中で活動できないのであれば、お外の活動をお世話してあげたらどうでしょう」

「放課後は学校からすぐにお家に帰って、その後は子供たち同士で遊んだり、外出してはいけませんと指導されているんです」

「うちの子供が、友だちの家に行って宿題をいっしょにやったら、小学校の先生から注意された、って言ってました」

「小学生が友だち同士で遊べないって、そんなことになっているとは知りませんでした」

コロナ禍だから学校のきまりとしてすんなり受け入れている保護者の方が多数であるのかもしれませんが、コロナ禍が収まるまで仕方ないと我慢している保護者の方や、中には、”お箸の上げ下ろし”まで、口出しされるのは不愉快この上ないと思っているお父さんもおられるのではないでしょうか。

コロナ禍の今日(5/3)は、憲法について少し考えてみましょう。現在、宮代町は”マンボウ”の区域になっていないので、子供たちが活動を自粛するかしないかは、個人の自由です。この自由は、憲法が保障する基本的人権の一つなので、学校の先生(公務員)は、子供たちが活動する自由を奪ったりしてはいけないのが原則です。

それでは学校ではどうしてルールを定めて、子供たちにそのルールを守るよう説くのでしょうか。その理由は感染症予防のためです。新型コロナ感染症は、未だほとんどの人が免疫を持っていないので、もし感染した場合、高齢者や基礎疾患を持つ方が重症化したり死亡したりする危険があります。

誰かひとりが感染して、その家族や友人の中で高齢者や基礎疾患を持つ方に感染拡大して命に危険が及ぶことがないようにしなければなりません。子供たちを含む一人ひとりがちょっとだけ我慢して(自粛して)、思いやりをもって生活していこうというわけです。憲法で言えば、自分と他人の基本的人権のバランスを取る(比較衡量する)という考え方です。

それでも社会・経済活動を止めるわけにはいきませんので、感染者は発生してしまいます。医療関係者など人間の生命や暮らしを守るのに欠かせない仕事に従事する人々(エッセンシャルワーカー)が、自ら望まないにも関わらず感染してしまうことがあるかもしれません。感染者の基本的人権も同じように守られなければなりませんので、(たとえ不注意であったとしても)感染者やそのご家族が感染したことを責めたり、いじめたりしてはいけません。

医療病床が満杯にならない範囲に感染をコントロールして免疫を持つ人が増え、一方で、安全なワクチン接種により大多数の人々に免疫を獲得してもらうことで集団免疫が達成できれば、再びわたしたちの活動は自由になります。世界中の誰もがその日を待ち焦がれて、ちょっとだけ我慢しながらいっしょに暮らしています。

文責:福井宏


【防犯防災】“新手の詐欺”ご注意ください

2021年05月03日 | お知らせ

例年連休に外出して留守にする世帯が多かったですが、最近はコロナ禍で家族と自宅で過ごす人が多くなっています。また対面を避けて、商品をネットで購入して電子マネー決済あるいは収納代行で支払うケースも増えています。このようなライフスタイルの変化や消費者の意識の変化に目をつけた詐欺商法が横行しています。

先日、住宅修理を無理強いする勧誘員の通報をレポートしました。今日は「火災保険で無料修理」のトラブル増加に関する新聞記事(2021/05/02)を参考にリンクしておきます。

業者は直接自宅に現れたり、電話を掛けてきたり、チラシがまかれたりします。「火災保険で無料修理」では、無料点検と言いながら、「作業前に契約を強要された」「解約を申し出ると高額な違約金を請求された」、あるいは「廃材などを使ったずさんな住宅修理をされた」などの事例があります。自分は注意しているからと思っている人が意外と巻き込まれているようです。

防犯のために杉戸警察から配布を受けて、詐欺に関するコミュニティ掲示板の掲示も更新していますのでご確認下さい。

文責:福井