高校1年生のときに、親にだまって原付免許から取った。探偵さんの白のベスパに乗りたく(ローマの休日というよりも)、これまた親にだまって新聞配達のバイトをした。スーパーカブで。ところが、数日後寝坊したかどで家に電話がかかってき、すぐに(全て)バレた。母はそのお店を謝罪に訪れ、それを見かねた父は、私に白のベスパを買い与えた。私ハ、父を連れてミナミのアメ村のベスパショップを訪れ、「コレや、コレ!」とせがんだのだ。父はよくわからないまま三十万ほど支払ってた。
その後、中型免許を教習所経由で取った。で、乗ったバイクは先輩に譲ってもらった単気筒のSR。バイクには乗りなれてたと思う。で、大型バイク免許取得にも挑戦した。ところが、難しく一二度三度落ちては、教習所に練習しに訪れた。そこでの教官は、とても情熱的な人だった。
「私の後についてきて下さい」と言った。
私ハ、そのとおり、前を走る彼の軌道のトレースに努めた💦
私より少し年長の教官は、250ccのバイクに乗り私の前を走った。私に貸与したバイクは750ccだった。彼は、そのバイクをまるで子供用の自転車かに操り、細かくローリングした。スキーでいうところのウェーデルンだ。左折では、両腕を伸ばしながらバイクは左に倒して、身体は右に傾けてキュッと小回り旋回させた(笑)
ついてゆくのが大変だったが、たった一日の稽古で飛躍的に技術向上した。
ヒトになにかを習得させるのは、熱情だ。ダラダラ散文で能書きを打ってもヒトはなかなか向上しない(苦笑)