Day by Day

明日は晴れるかな

慶応88

2025年02月28日 | 進学校の算数
「 次の問の ▢ に入る数を答えなさい。

(1)今年の A さんの年齢は B くんの年齢の3倍で、16年後には2倍になります。今年の B くんの年齢は ▢ 歳です。

(2)時速45kmの自動車と分速200mの自転車が同じスタート地点から出発しました。3時間走るとして、反対方向に走ったときは 1⃣ km 離れています。また、同じ方向に走った場合は 2⃣ km離れています。 」 2019


(1)まず、今年の年齢では、A =3B
そして、( A +16 ) =( B +16)× 2 な。
とすると、3B +16 = 2B +32 ⇒ 3B ー 2B = 32 ー 16
したがって、▢ に入る数は、16(答え)

(2)次に、時速45kmの自動車と分速200mの自転車がそれぞれ3時間走ると、自動車は135km 進み、自転車は0.2kmかけることの60分、かけることの3時間で36km 進む。反対方向に離れていけば、その間の距離は171km。同じ方向に進んだ場合は、99kmの差がついている。

したがって、1⃣ は171、2⃣ は99(答え)


まぁ、塾ナカにしてはかなり簡単な部類の問題やろうな。これがサッとできなかったらアウト。間違えても当然アウト。上がりかまち手前、敷居までは遠く、玄関口にすら至らない。したがって、門前払い(笑)

猫と、

2025年02月28日 | 進学校の算数
休んでます。まったりまったり。なにもせず。体力回復、充電には安静が一番。

アナタは猫が好きか。私ハ、猫吸いや(笑)

うちの猫ハ、別嬪の定評を得てますわ。母いわく、「アンタのきらびやかな猫」

名前は、tamar、タマール、タマル。ユダヤ神のピンとくるユダヤ名で、

Oh, it’s Hebrew name ! と言い当てられてます。

慶応87

2025年02月28日 | 進学校の算数
「 毎分 ▢ L の割合で水が湧き出ている池があります。この池の水は、毎分30 L ずつくみ上げるポンプを使うと12分でなくなり、毎分25 L ずつくみ上げるポンプを使うと18分でなくなります。▢ に入る数を求めなさい。」 2024

(当初の池の水量について、)
毎分30 L ずつくみ上げるポンプを12分使うと、くみ上げる量は360 L
毎分25 L ずつくみ上げるポンプを18分使うと、くみ上げる量は450 L

6分の差が90 L にあたるので、1分では15 L。
6分かけて90 L 多くくみ上げたのは、湧き出た水の量に他ならず、▢ に入る数は、15(答え)


ちなみに、当初の池の水量は、180 L 。
ところで、180 L の池いうたらコマイ池や。2 L の天然水ペットボトルのケースあるやろ。6本入りのやつ。1ケースで12 L になるから、全部で15ケースな。並べたらタテに3ケース、ヨコに5ケースや。それで180L。コマイ池やな。だが、家の庭にあるだけで贅沢や。ほしいわ。鯉泳がしときたい。亀も。なんや池の水を抜くいうから、当初、大層な土木工事を想像してもうたわ。

慶応らしい小シャクな問題や。こちらは共学の塾ナカな。


< 別解 >
当初の池の水量を xL、湧き出る水量を毎分 yLとすると、
①( x + 12 y )÷ 30 = 12
②( x + 18 y )÷ 25 = 18
が、成り立つ。

①' x + 12y = 360
②' x + 18y = 450

②' ー ①' は、6y = 90 となり、湧き出る水量は毎分15 L(答え)
これを ①' に代入すると、x + 180 = 360 となり、当初の池の水量は180 L。

以上


六甲55

2025年02月27日 | 進学校の算数
「 A、B、C の3つの食塩水があります。A を100gと B を150g取り出して混ぜ合わせると、濃度が9%の食塩水ができます。A を200gと B を50g取り出して混ぜ合わせると、濃度が5%の食塩水ができます。A を90gと C を160g取り出して混ぜ合わせると、濃度が6.2%の食塩水ができます。C の濃度は何%ですか。」 2024


よっしゃ、まず直観しやすいよう整理しようか

① A 100g、B 150gで9% ⇒ 食塩量は22.5g
② A 200g、B 50gで5%  ⇒ 食塩量は12.5g
③ A 90g、C 160gで6.2% ⇒ 食塩量は15.5g

② を3倍しよか、
②’  A 600g、B 150gで5% ⇒ 食塩量は、37.5g

②’ ー ① は、A 500gで、食塩量は15gや。とすると、A は3%の食塩水。

これでもって、③ をみると、A の食塩量は、2.7g。15.5gひくことの2.7gは、12.8g。C 160gの食塩量は12.8g。
12.8gわることの160gは、0.08。C の濃度は8%(答え)

コレでええわ。十二分やろ。どないや!w

まぁ、書いたらこうなったけど、実際に塾で子らを前に解き明かすとなると、数式描きながら、図示しながら、補助線引きながら口頭でや。60分で12問やったら、1問あたり5分ほどやろ。可能やろうな。それを何百とやって見せたら、子はアシカのように賢くなる。目で追うだけより、耳でも聴くほうがスマートやろうな。カネはかかるで。あるいは、アナタ、仕事を早引けして自分で子の前で実演できるか。覚えるだけでは無理。いろんな質問が飛んでくるで。子が子の内側である純粋な<形式>でもって理解<認識>できるよう、説明責任を果たせるか(カント)。まぁ、餅屋は餅屋やで。役者では無理。はっきり言っておく。

そろばん、公文式

2025年02月27日 | 進学校の算数
どっちもやったけど、長続きせんかった。やっぱり、進学校の過去問が熱い(笑)

6年生になる前、5年生の春休みに、正負の数についてのテキスト、x、y や z の登場するマニュアル、ドリルをドッサリ手渡された。塾の女の先生に。ちょっと遅いくらい。3か月ほどかけて中2の数学までローディングした。突貫工事やったかな。懐かしいわ。キッズビーとか取り組みたかったわ。どうやって教えるんやろ。

+ と + かけたら、+
+ と ー かけたら、ー
ー と ー かけたら、+(これは何でかよう分からんかったけど、おぼえた)

中坊では、正やんな。隈さん、章さんも。笑えんわ。

六甲54

2025年02月27日 | 進学校の算数
「 太郎さんは、出発地点から同じ方向を向いたまま、「3歩進んで2歩戻る」という決まりをくり返して歩きます。太郎さんの歩幅は進むときも戻る時も60cmです。歩数は進んだ分も戻った分も数えます。次の(1)、(2)の問いに答えなさい。

(1)太郎さんが365歩 歩いたとき、出発地点から何mの地点にいますか。
(2)太郎さんが出発地点から365mの地点を初めて超えるのは何歩目ですか。」 2024


フフン

3歩進んで2歩戻る
歩幅は60cm

とすると、5歩で60cm進む


(1)365わることの5は、73。73かけることの60cmは、4380cm。ハ、43.8m(答え)

(2)365mわることの60cmは、608あまることの20cm。
608かけることの5歩は、3040、、、歩か。それ以前に365m超えては戻ってるやろうな。

どないしたろかな。

3歩分180cmひいて検討しよか。
363.2mわることの60cmは、605あまることの20cm。
605かけることの5歩は、3025。で、363mの地点。ここから、3歩進むと、364.8m(惜しい!)、2歩戻って、363.6m。
ここから、3歩進んでようやく365mを超えよう。
とすると、3025歩から進むことの3歩、戻ることの2歩、進むことの3歩、しめて3033歩目(答え)


歩きながら気になってた。ワンチャンな。
3025歩目の地点では、3025わることの5歩、かけることの60cmとなり、間違いなく出発してから363m。ここから、1歩進むと363.6mとなり、2歩目で364.2m、3歩目で364.8m。2歩戻って363.6mか。ここから1歩目で364.2m、2歩目で364.8m、3歩目で365m超える。やっぱり3033歩目や(答え)

3033歩目を踏み始めて20cmでちょうど365m地点上空、地面に足をつけて365.4m(笑)

しかし、奇妙な「決まり」やな。気ィ狂いそうなるわ。

広島学院27

2025年02月25日 | 進学校の算数
「 異なる4つの整数を小さい順に A、B、C、D とします。A と B と C の平均は38、B と C と D の平均は41、A と B と C と D の平均は40です。B と C を求めなさい。」 2025


楽勝の予感 おいしそう

① A + B + C =114
② B + C + D =123
③ A + B + C + D =160

① と ③ より、D は46
② と ③ より、A は37

B + C は77

37 < B < C < 46 なので、 B は38、C は39(答え)

ごちそうさまでした

親は子の奴隷

2025年02月25日 | 進学校の算数
子がアナタのいいなりにならなければならないのか。逆だ。よく考えてもご覧なさい。

ここの算問のどれでも一つとって検討したとしても、子の理解に隷属せざるを得ないw

子、主は捨てられまい。決してね。これこそ、アナタ方が驚くだろうキリスト教観だw

こんなことが自分の頭の中だけでサッとできたとしても、もはや何の意義もない(苦笑)

よくよく、はっきり言っておく

ラ・サール61

2025年02月24日 | 進学校の算数
「 A、B 2種類の食塩水があります。A を2、B を1の割合で混ぜると8%の食塩水ができ、A を4、B を5の割合で混ぜると12%の食塩水ができます。このとき、次の問に答えなさい。
(1)A と B を同じ量だけ混ぜると、何%の食塩水ができますか。
(2)A と B を混ぜて17%の食塩水300gを作るとき、A は何g使いますか。」 2016


よっしゃ、九州の雄、カトリック、ラ・サールな。相手にするわ。

食塩水 A と食塩水 B を以下の量(割合)で混ぜるとき、
① 400g:200gでは、濃度8% なので食塩の量は、48g
② 400g:500gでは、濃度12%なので食塩の量は、108g

① と ② の差は、B の差300gとなり、その食塩量の差は60g。したがって、B100gあたりでは食塩は20gとなろう。

① について、Bが200gでは、食塩の量は40gなので、Aの食塩量は8gとなり、A100gの食塩の量は2g

とすると、A100gとB100gでは合計200gとなり、食塩の量は22g。A と B を同じ量だけ混ぜると、22gわることの200gとなり、11%の食塩水となろう(答え)

(2)A と B を混ぜて17%の食塩水300gを作るとき、食塩の量は34g。あとは、鶴亀ユダヤ神に願いましては~

① 0.02A + 0.2B = 51
② A + B = 300
が、成り立つ

① を5倍すると、0.1A + B = 255( ①’ とする )

② ー ①’ は、0.9A = 45

したがって、A は50g使います(答え)


塾講諸姉兄の違った解き方も見かけたが、本問では400gに合わせて検討すると分かりやすく、速いのではないかな。まぁ、確かに、基本的になんでも100gに合わせて検討することを習慣づけることこそ大事だ。