モデリング第七天

拠り所 なんのためにかと自問する

ヒーリング

2009-02-21 00:58:31 | 雑文
今日は朝からずっとBoneの軸と仕込み方の実験をしてた。
いろいろ考えてみたんだけど、どうしても満足のいく仕込が出来なくて悔しいし、考えすぎて気持ち悪いし、まあ実際のところは割り切って考えてケースバイケースに対処すりゃ全く問題無いのはわかってんだけど、なんかそれが気に食わずについつい時間を浪費してしまった。
この仕事をしてく上ですごく大事なのは、あまりこだわっても意味のないところにこだわってはいけないということを、今まで散々経験して自分に言い聞かせてきたのに、やっぱり時々やってしまうんだよね。
例えば、モデリングでどうせ髪の毛を生やすから隠れてしまって見えなくなるのに、どんな髪型にでも対応できるように後頭部のポリゴンの並べ方を一生懸命考えたり、特につかう予定もないのにどんな状況にも対応できるようなRIG構造を考えたり…。

この「あらゆる場面を想定して」っていうのは大事な事だとは思うけど、実はあらゆる場面を想定していたところで想定外の事態というのは起きるわけで、結局はケースバイケースで対応していかなければならなかったり、さんざん知恵を絞って編み出した万能型のTipsが一つソフトのバージョンが上がっただけで標準装備でボタン一つでできるようになってしまったり、そんなことが起きるので、結局は今眼の前にある事態が解決できさえすれば本当は充分なんだよな。

ま、いろんな実験する過程で判る事もたくさんあるから一概に無駄では無いんだけどね。

でも今日は疲れた。
こういうときはこんな僕でもちょっと癒しが欲しくなる。