迷走日報。。。

競艇・競輪・オートレース・ばんえい競馬…博多の小バクチ打ちが綴るグダグダ日記です。目標は毎日更新。

100年女王、逝く

2018年02月09日 | たわいない日常
1月18日に書いた日記「100年女王」である、うちのばあちゃん。
一昨日の晩、静かに息を引き取った。享年100歳。
昨晩が通夜で今日が葬式。仕事を終えて体を清め、喪服に着替えて斎場へ向かう。
十数年ぶりとなる父親や親族との会話を済ませ、ばあちゃんの遺体を見る。

第一印象は「きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。それで。」だった。
上杉達也の気持ちがよくわかる。本当に寝ているかのような安らかな顔だった。
第二印象は「これで100歳?桂歌丸より若く見えるのだが…」だった。
身内を贔屓する訳でも桂歌丸を卑下する訳ではないが、本当に100歳とは思えない若い顔だった。

遺体の横には表彰状と銀杯が掲げられていた。贈り主は内閣総理大臣・安倍晋三…
福岡市長から何か貰ったとは聞いていたが、総理大臣からも表彰されていたのか。ばあちゃんスゲエ。
もっとも、ここ20年間夢の世界の住人だったので、誰から何を貰ったというのは分からなかっただろうが。
なんせ孫である私の名前も思い出せなかったから…一度老人ホームに会いに行ったが、あれは辛かった。

重篤の一報から約2ヶ月もの間(本人は無意識だろうが)頑張った、本当にタフネスなばあちゃんであった。
今日の福岡は快晴、気温は10度を越えていたはず。ばあちゃんの最後の気合で自分の最後の花道を
切り開き、寒波を吹き飛ばしたんだろうなと解釈している。出来の悪い孫から祖母へ、合掌。