余録

新天地

冬風景から

2009年11月07日 08時07分27秒 | 俳句
  
    妻


      冬うらら朝露光る路地菜かな


   近くを歩いていると家庭菜園の露地栽培が道沿いに作られている。
   これからは白菜が、ごぼう、ほうれん草が見られる。十一月初旬
   小春日和の今の時期、野菜には朝露が小さな小玉になって反射して
   光っている。



     私


       穭田やうどんつけ汁茸かな

    妻と二人図書館の帰り、時間は昼過ぎ、帰り道の道路端にあるうどん屋に    入った。
    畳の席に上がり正面には刈り取られたあとの田が青々としている。
    刈り取られた後に穂が出ている。詠み方はひつじだに・・・。 
    うどんのつけ汁はきのこ汁、と肉汁の二種類ある。きのこ汁がさっぱりし
    汁の温かさとうどんの冷たさを小春日和に合う感じながら障子の窓から
    見えてくる青々とした田を見ながら行く時間を楽しみました。    

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