昨日は徳島最後の札所薬王寺からおよそ34km歩いた高知県との県境宍喰町に泊った。
いよいよ今日から修行の道場高知県に入る。昨日の歩行で足が痛いがまだ歩き遍路は2日目に入ったばかりで弱気は厳禁だ。今回の旅は30番善楽寺までの165kmだ。
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室戸岬までの道は山と海が友達だ。
遠い昔は海岸線を歩いた辺地修行だった。
人家の全く無い海を見つめ歩く。
辺地が辺路となり遍路になったようだ。
これから続く長い道は荒々しい岩に激しく打ち寄せる波の音と
猛スピード走行するクルマの爆音が耳に入ってくるだけだ。
辺地修行の始まりだ。
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昨夜の宿「民宿ぬしま」の精算は朝食を終えて支払いを済ませた。
夕食の際支払いを済ませることも多いようだ。
歩きヘンロは早朝出発が多い為だ。
山越えだったり、長い距離を歩くため,
早朝出発して明るいうちに宿に着いて・・が原則になっている。
民宿ぬしまの女将さんに・・お世話になりました・・を言い
民宿を出発した。 . . . 本文を読む
昨夜の民宿ぬしまに着いて女将さんが二階の道路側の部屋に案内してくれた。
女将さんに言われるまま汗で濡れた白衣、ズボンから下着を脱ぎ捨て、身に着けていた衣類をすべて階下にある竹篭に入れた。下着を出す時一瞬躊躇(ためら)った。
恥ずかしい気持ちがどうしようか迷ったが・・面倒だ出しちゃえ・・と気持ちがそうさせた。このような事は徳島で大鶴旅館もこんな事があった。
今日の宿泊は私一人のようだ。
もうお風呂も直ぐ入れるから・・女将さんから言われて、浴衣に着替え直ぐに風呂に入った。
湯加減も少し熱加減で旅の疲れも湯水に入って・・スッー・・と抜けていった。
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