余録

新天地

稲雀

2009年10月16日 10時08分01秒 | 俳句
 俳句
 
   茜空 宿を求めて 稲雀

  雀が集団で電線に群がっていた。
  西の空には夕日が沈む茜色に染まっていた。
  ほとんど刈り取られた田畑に舞い降りては
  お米の餌を探し回っている。


   日溜りに 寒露来たれし 大菊花



  やっと蕾から少しづつ花びらが目に付くようになった。
  紫色した蕾からは細く長い一花が丸く円を描くように
  重なり合っていた。

   
   シューマイで 恩師思いを 味に出し




  今は亡き料理教室の先生を偲びながら作った。
  最初の現役生活を終えた時から学んだ男の料理教室
  の講師を思い出しながら夕食に取り掛かった。
  形味は整わず近づける事は出来なかった。


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