余録

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2011年03月24日 09時40分07秒 | 俳句
PM3:40部屋の小さな明かりが消えた。
TVの電源の明かり。
前もって計画停電に備えシャッターは一か所除いて下ろした。
炬燵も温めた。
停電は19時までの予定。

まだ明るい。
手動充電のライトがある。
今回のような非常時使用になっている。
妻が早速充電した。
ライトが点くまでは相当な労力が要る。
5分は連続回さなければならない。
1分持たないで疲れる。
ちょっとの時間の明かりが点けばいいぐらい。

陽が暮れる前急に歩こう・・妻が言う。
ガソリン問題から仕事以外は急に外へ出なくなった。
全く歩かない。
家の中ではちょこちょこ歩く。
炬燵の中にはほとんど入らない。

外の空気は冷たい。
外気の冷たい風、空気に手が一瞬麻痺する感じの冷たさが襲ってくる。
手袋なんて必要ないだろう・・。
歩く事前の準備が無いから手袋は探す時間の余裕は無い。
この町の停電の時の今日、交差点の信号には車だけが勝手に動いている。
曲る為にちかちか点いた明かりが交差点の中央でもたもたしていると後方から鳴らされる。
こちらが優先とばかり一時停車しないで大型ダンプが徐行せず突っ走って行く。

計画停電は長期化は必至・・・。

少しづつ変わり行く時間に行動もまた生きて行くためのすべを自分で感じ取って行かなければならないような過ごし方・・・・狭まれてくる世・・そんな気がする。



    停電最中夕暮れ歩く冷える町






歩き終えて家の玄関入ると急にめまいのようなふらつきがあった。
急な寒さで血圧が急変した・・・・。
まだ停電中。
炬燵でお茶の香を焚いた。
ロウソクの明かりにお茶の香り。




コーヒーを焚てみたい・・・。
計画停電あっての時間・・・・・・・。



寒の朝手にする朝刊原発哉


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