根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

野焼き原野散策 4月2日(木)

2009年04月02日 23時55分59秒 | インポート

 象が鼻(789.7m)~古城が鼻(登山口不明・登頂未達成)
            
 ~卯が鼻 (牧場の馬にて進行遮断:登頂断念)   (単独)

              晴れ      ※文字サイズは(大)が最適 

(行程)①象が鼻頂上(10:00) 
     ②古城が鼻登山口探索(着10:40~発11:00) 
     ③卯が鼻登山口(12:50)→牧場第二ゲートにて断念(13:05)

〇完全退職後の最初の山行である。
 野焼きの後の原野は往くがままに歩ける。限られたこの時季に限りなく
 広がる阿蘇の原野を限りなく散策する事は私の願望でもある。

「七鼻」(←クリック)散策が当面の目標である。踏破している鼻はこれまでに
  3鼻(象が鼻・遠見が鼻・妻子が鼻)、残りは
  4鼻(古城が鼻・卯が鼻・松が鼻制子が鼻)となる。
   先ずは、近くの「古城が鼻」と「卯が鼻」を探索する事とした。

 (注) 妻子が鼻は文献によると
       「獅子が鼻: ししがはな」(別名「左石が鼻: さいしがはな」)と記されている
    が山頂のペナントは妻子が鼻」」(←クリック) と標されている。
                              何故か、判らない・・・・・? 

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象が鼻

▼象が鼻の牧野道沿いの山桜(中腹の桜は蕾・幼木は3分咲き)と
 キスミ(野焼きの跡は未だ確認できず)の開花状況を下見をした後
 に「古城が鼻」に移動した。
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古城が鼻

▼山並みハイウェイ・城山展望所から「瀬の本」より200m位?の道路い
 に車を停めて左の原野に入り、城山展望所側に張り出している尾根
 を杉林まで進むが、其処から先は下りとなり標柱は見当たらないで
 引き返す。

▼更に車で500m位?「瀬の本」側に移動してゲートのある牧野の入
 口に車を停め、左の原野に入り広い牧野道を歩く。樹林帯に入ると
 後は下りとなる。所々石畳の名残がある。平坦な道に変わるとやが
 て森林 の広場となつていて、其処から先は藪となっている。
 ココも標柱を見ることも無く引き返して、今日の「古城が鼻」探索を断
 念した。

▼更に車で移動してミルクロード出合いから「瀬の本」側1km位?先の丘
 陵に登り散策。ココも、野焼きの後しか登れない丘陵である。丘陵の
 地層がまる見えで景観に満足して次の目標地「卯が鼻」に向かた。

(象が鼻      (象が鼻の  (城山展望所側に  (ミルクロード出合いから瀬の本側へ
 中腹の山桜)    三角点)    張出した尾根)   1km位先の丘陵から望む)

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卯が鼻

▼エルパテオ牧場からミルクロードの波野側に移動して「馬場・豆札牧場」か
 らゲートを乗り越え、コンクリトの牧野道を「北坂梨集落」方角に道なり
 に歩いた。10分位で第二のゲートがあり、其れを乗り越えると私の
 足音を感知したのか突然と馬が牧野道に飛び出し、ジット私を狙って
 いるような様子で少々恐ろしくなり、ココで行くのを諦め引き返すこと
 とした。

(馬場・豆札        (第二ゲートを乗り      (野焼きをしていな
 牧場入口)   越ると馬が待構える)    い所のキスミレ)        (野焼きの跡の福寿草) 
 

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▼二つの鼻の探索は不調に終わったが、野焼きの跡の原野で福寿草
 と出合ったことは感動極まるものが在った。
 阿蘇での福寿草は今が盛りであるが九州脊梁の山地では2月頃が
 開花である。今までは雪融け時季の花と思っていたものが阿蘇では
 何故今頃なのか?品種が違うもであるのか・・・・不思議なものを覚
 える。

2008.2.24日登った「岩宇土山」(←クリック)の看板には
 4種(①ミチノク福寿草②福寿草③キタミ福寿草④シコク福寿草)の
 福寿草があると記してあった。
 さて、阿蘇の種品は一体何であろうか・・?、疑問が湧いた次第である。
 

      

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