赤川浦岳 (あかごうらだけ・1232m)
(宮崎・高千穂町 曙つつじ散策)
令和4年4月20日 快晴
その昔、集落の人々が牛馬を引いて阿蘇のカルデラ壁を辿り往還した
外輪山牧野への坂道、いわゆる「草の道」への下調べや踏査で
夢中になっている間、アケボノツツジは頭から離れていた。
気が付けば・・・
ネット情報では最盛の時は過ぎているようであるが
アケボノの花乱舞を観ないと気が収まらない(笑い)。
天気予報通り今日は、風も無く、春うららな山行日和である。
(アクセス) 阿蘇(発7:30)→波野~津留~五ヶ所~林道親父山・五か所線~黒原越駐車場(8:25)
(行程)黒原越登山口(発8:40)→7合目? 付近で折り返す(発10:05)→岩の展望台
(着10:25~発10:40)→登路沿いピ-クから張り出た尾根を散策(着10:50~発11:10)
→ 黒原越登山口下山(着12:00~車中にて昼食)
*登路時間は花観賞タイムを含む。
帰路の途中で、「いざり坂」の馬頭観音 探索
一区牧野(着14:00~対話~発14:20)→自宅へ帰路
(今日の一枚) ↓
赤川浦岳(宮崎・高千穂町)の曙ツツジ (令和4年4月20日)
↑【【黒原越登山口駐車場広場から阿蘇山体を望む】
赤川浦岳詣では今回で4回目となるが
透明感のある根子岳には、なかなか出合えない・・・
この景色の眺めは私の楽しみとするところである・
↑【登山口から約10分の登路】
登山口から続いた傾斜道がここからフラットな尾根道に変わる。
↑【朝の陽光が未だ射していな】
北西方向に根子岳の姿
↑【青空に映える高木のアケボノ】
↑【今回初めて立ち寄った場所】
本道から左(東)に派生している短い小尾根
遠景に祖母山
来年もこの場所が楽しみだ・・・
↑【頭上のアケボノ】
柔らかな花びらがヒラヒラと優しく舞う。
何とも言えない・・・
↑【今日、目的のアケボノ】
(7合目付近?) 登路沿い左下に咲くアケボノ。
赤川浦岳の花の見頃は総体的には過ぎていたが、
この個体だけは最盛の花盛り・・・
松の木が点在する尾根は歩いて来た尾根道
↑【前の画像と同じ個体】
過去三回愛でた中でも今回が最高の花模様で、
満足感に浸り至福の境地 (苦笑)
祖母山・黒岳がバックに映える。
↑【頭上のアケボ】
艶やかな淡いピンクが堪らない(笑)
↑【岩の展望台から祖母山・黒岳を望む】
手前ピークに咲くアケボノの下に登山道が走る。
↑【岩の展望台にて】
シャッタ-を押したのはここで出会った
大分の好青年。
↑【岩の展望台西斜面 崖沿いから根子岳を望む】
↑【岩の展望台に咲く紅白のアケボノ】
↑【登路上に咲くアケボノ】
岩の展望台を離れ復路に戻る途中の花
↑【青空と雲に映えるアケボノ】
↑【登路上に咲く白】
↑【遠景のピ-クは筒ケ岳】
↑【尾根道沿いの崖斜面に咲くアケボノ】
北西崖斜面を這うように横たわる大木で、
見応え抜群・・・
↑【下山後、黒原越駐車場直下の車道から撮影】
(登山を終えて)
尾根登路の東側(祖母山方角)の花は見頃の個体が何本か在ったが、
西側(阿蘇山方角)は盛りが過ぎピンクの色が焦っている模様であった。
そんな中、
私が例年見極めているアケボノ(祖母山・黒岳を背景にした撮影ポイント)は
最も艶のある見頃の花が咲き誇っていて、至福の満足感で堪能した。
帰路の途中で、「いざり坂」の馬頭観音 探索
草の道:北坂梨の「いざり坂」にもとあったという馬頭観音を
探しに「一区牧場」に立ち寄る。
いざり坂にあった馬頭観音 – 阿蘇草原写真館 (aso-sougencenter.jp)
↑【一区牧野入口】
看板から10m位先に入ると小さな家が在り、
声を掛けると「牧番」らしき人(歳の層は80手前 ?)が現れる。
立ち寄った事由を伝えると丁寧に対応され、
杉林の中に祀られているとの説明。
加えて、草の道の「坂」の名前を聞くと
ハッキリと「えざり坂」と答えられた。
村人は「いざり坂」とは、呼ば無かった事がここでも証明された。
↑【馬頭観音の全景】
↑【刻まれた碑文は】
冒頭に「鞍嶽様の由来について確かたる□ □ □ □ □□」
と刻まれているが・・・
後続部分は後日、読み解くこととする。
↑【馬頭観音像、三体】
↑【牧野小屋側から眺めた全景】
牧野小屋とミルクロ-ドの間の杉林の中に祀られている。
↑【牧野内に咲く桜草】
(過去の山行歴)
1回目 2017.05.02
2回目 2019.04.27
3回目 2020.04.25
4回目 2021.04.15 (2022.04.26日 加筆)
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